CNN.co.jp : 中国ファーウェイ、ドイツでスマホの新製品を発表へ
アンドロイドはオープンソースなため、Ｍａｔｅ ３０に使うことは可能だ。しかし、ＯＳにアンドロイドを採用しても、ユーチューブやＧメールといった人気のアプリを使うことはできず、新しいアプリを購入することもできない。こうしたサービスが利用できなければ、ファーウェイの端末は中国以外の市場では大きく見劣りすることになるだろう。中国では現在もグーグルのアプリの大部分は利用することができない。
Mateシリーズはファーウェイの主力スマートフォンで、本来は、グローバルに売りまくるべきところ、上記のような制約は、中国以外での販売上、厳しいものになります。
今後のファーウェイが、中国や世界の中での中華圏における、クローズドな存在になるかどうかの分かれ目に立っていると言えるでしょう。
私自身は、ファーウェイのハイエンドモデルで優れた写真機能が使えれば、Googleのサービスは他のスマートフォンで使えばよいので特に困らないのですが、とはいえ、Googleのサービスが使えないAndroidスマートフォンというのは中途半端で不便な存在ではあります。
今後のファーウェイを占う上でも、Mateシリーズの動向は注目されると思います。
