http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110610/361268/?r1
HP TouchPadは、HPが昨年7月に買収した米PalmのモバイルOS「webOS」を採用し、9.7型のマルチタッチ対応液晶パネル(解像度1024×768)を搭載する。外形寸法は190×240×13.7mmで、重量は約740g。130万画素のテレビ電話対応Webカメラを装備し、動作周波数1.2GHzの米Qualcomm製デュアルコアプロセッサ「Snapdragon」を搭載。マルチタスク処理に対応し、米Adobe Systemsの「Flash」をサポートする。
発売予定価格も、米国におけるiPad2とまったく同一で、スペックを見ても、iPad2を強く意識し、対抗しようとする製品であることは明らかですね。
ただ、独自OSを採用し、おそらく、広く普及しつつあるandroidのアプリは使えないものと思われ、利用者にとっての利便性がどこまで高まるかということは気になります。Windows7搭載のタブレットも徐々に出てきていますが、PCの補助として使うならWindows7のほうが便利ではないかと考える人も少なくないでしょう。iPad2が大きく売れ、android3.Xもそれに大きく対抗している現状で、製品としてのスペックは良くても、独自OSでどこまで食い込めるか、なかなか厳しいものは感じます。
とは言え、発売は楽しみで、是非、触って試していたいと思っています。