http://iphone-mania.jp/news-172142/
ただし、ゲーヴィン氏の言うことにも一理あります。
もともとSurfaceが本格的に売れるまで、iPadはiPad miniやiPad Airに代表されるように、ラップトップにも太刀打ちできそうな強力なスペックを搭載しているわけではありませんでした。
ところが現在では、ラインナップはSmart Keyboardを使用できるiPad Proが主力になりつつあり、アピールポイントも高いグラフィックス性能を要求されるゲームを遊べるだけのスペックとなっています。
後追いかどうかを言い合っても、あまり建設的な議論にならないような気がしますが、私のように、アップルのMacBookとiPad Proを併用している立場からは、iPad ProをスマートキーボードでPC的に使って、併せてMacBookを使ってということになると、重複が生じてしまい、何をどちらに使うのかという混乱が生じるような気がします。アップルは、PCとタブレットを敢えて融合させず棲み分けさせて、両者の利便性を最大限発揮させようとしてきたと私は認識、理解していますが、iPadProがSurfaceに対抗し、Surface的な要素が強まることで、PCとの関係が微妙になってくる、そういう面はあるでしょう。そこはアップル派にとって、どのように使い分けるかという悩ましい問題になってきます。
今後のiPad、特にiPad Proの位置付け、売れ行きに関わる問題であり、性能が上がればハッピーとも行かない、難しさがあるように思います。
