SNSもガラパゴス化?、大手の海外進出は成功するか

http://www.morningstar.co.jp/stock/analyst/2011/1q/STA120110201.html

各社の海外進出の背景には、これらを理由とした国内市場の飽和化懸念がある。SNS自体は海外で開発されたビジネスだが、ゲーム内でのアイテム課金に収益の軸足を置くモデルは日本独自のもの。携帯電話の規格で叫ばれてきた“ガラパゴス化”はSNSでも起こっていた。各社もこの現状を理解しているようで、単独進出ではなく現地企業とのアライアンスを活用。それでも海外進出の障壁は低くないはずだ。

記事にある「ゲーム内でのアイテム課金に収益の軸足を置くモデル」が、どこまで海外で支持されるかは未知数ですね。かつて、ドコモが海外のキャリアと次々と提携し莫大な投資をしたもののことごとく失敗し投資が無駄になったように、無残な結果に終わる可能性も低くはないでしょう。
フェイスブックのような、グローバルなSNSが、今後、大きく伸びることは確実ですが、ドメスティックな、国民性に合った、ガラパゴス型のSNSというものもあって良く、やみくもな海外進出が得策かどうか、今後、見直される気運が出てくるかもしれません。