Apple:「史上最高の業績」と、7インチiPad

http://wiredvision.jp/news/201010/2010101921.html

電話による記者会見にはSteve Jobs CEOも登場した。同氏は、米Google社のモバイルOS『Android』の「オープンなアプローチ」は、「実際にはさまざまなバージョンのOSが搭載された機器が出荷されることにつながっており、ユーザーにとっては使いにくい」と指摘した。
また、韓Samsung社のAndroidベースの『Galaxy Tab』や、加Research In Motion社の『PlayBook』など7インチ・スクリーン搭載のタブレット機については、快適なタッチスクリーン体験のためにはスクリーンが狭すぎると述べた。さらに、他社は、iPadの500ドルから始まる価格に対抗する上でも苦闘していることを指摘した。
「これらの理由により、現在他社が準備している7インチのタブレットは、DOA(dead on arrival:最初から失敗)になるだろう」とJobs氏は述べた。

間もなく、galaxy tabが、全世界で発売されようとしていますが、7インチ程度のタブレット端末が注目されている中で、上記のようなスティーブ・ジョブズの発言は注目されますね。確かに、操作性、快適性ではipad程度の大きさがあったほうが良いのではないかと思いますが、この種のモバイル機器では、携帯の容易さ等も重要で、7インチ程度の端末が、はたしてジョブズ氏が喝破(?)するように、そこまで使えないものなのか、使って試してみたいと思っています。
アンドロイドの「分断」の問題は、既に指摘されているところで、今後、整然と製品化されてくるアップル製品に対し、どのようにこの問題を克服して対抗するかが、アンドロイド陣営の課題という気はします。