iPhone4の特徴は

http://www.asahi.com/digital/techno/TKY201007250177.html

米国でiPhoneの販売権を持つ携帯電話会社AT&Tは基地局のインフラ整備が貧弱で、サービスエリアの設計にも問題があると指摘されています。筆者が6月、米国を2度、訪問して確認したところ、電波が極端に弱い、あるいは基地局同士の干渉が起こりやすい場所が多く、iPhone4で問題とされている現象が起きやすい環境でした。日本の携帯電話事業者はインフラ環境の品質が高く、接続不安定な状況に陥りやすいとされる状況にはなりにくいと考えられます。
編集部では、iPhone用のデータ通信速度計測アプリを用いて、東京・渋谷(駅構内)、品川(ビル街の庭園)、丸の内(ビルのロビー)、築地(朝日新聞東京本社内)で、iPhone4の左下スリット部分を指で覆った場合と覆わない場合の通信速度(下り、キロビット毎秒)を各10回計測しました。覆った場合と覆わない場合の順で、渋谷1325、1548。品川915、621。丸の内515、853、築地254、1033。ソフトバンクモバイルの3G回線を使用しています。
渋谷、品川、丸の内では全体に極端な差がなかった一方、築地の朝日新聞社内では、覆った場合の速度が大幅に低下、全く通信できないときもありました。

日本における受信「障害」問題の実態は、おそらく上記のようなものではないかと思いますね。確かに、場所によっては、スリット部分を手で覆うことで受信性能が低下することもありますが、問題なく受信できることも多く、無料配布が決まったバンプ使用により防止効果が出せる、ということでしょう。ソフトバンクの通信品質が批判されていて、私も批判的ではありますが、米国のAT&Tに比べるとかなりマシである、ということも言えそうです。
上記の記事では、iphone4の特徴がわかりやすく紹介されていて、その点でも有益で参考になるように思いました。