客室乗務員の英語力も足りず…スカイマークに改善勧告へ

http://www.asahi.com/national/update/0406/TKY201004050464.html

同省関係者によると、ほかにも操縦室内で機長らが酸素マスクの着用ルールを守っていなかった▽CAが客室内の保安検査を適切に実施していなかった――など、乗務員の安全意識の不足や会社の運航実態の把握が不十分なことによる不備が監査で見つかった。また、乱気流に遭遇した機体の構造点検が適切になされていないなど、整備部門でも問題が見つかったという。

こういったスカイマークの問題は、スカイマーク固有のものではなく、格安航空会社がたどりがちなものとして捉えておく必要があるのではないかと思います。安い料金で利益を出そうとすれば、省力化、コスト削減が至上命題になり、そういった中で「安全」もおそろかになる危険というものを、いかに克服するかが課題という気がします。国土交通省のような「お上」に依存するのではなく、第三者機関が、定期的に、必要に応じて不定期に、徹底的にチェックして結果を公表するような仕組みも必要でしょう。