安治川親方、理事選めぐり退職へ=立浪一門から貴乃花親方に投票−大相撲

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100203-00000001-jij-spo

安治川親方年寄名跡を伊勢ケ浜部屋の安美錦から借りており、一門の事前会合では大島親方(元大関旭国)に投票することになっていた。大島親方は当選ラインの10票に2票足りずに落選した。
安治川親方は会見で「素直な気持ちで票を入れたが、借り株にもかかわらず貴乃花親方に1票入れて、一門に迷惑を掛けた。けじめをつける意味で退職を決めた」などと話した。

正に、一身を捨てての覚悟の一票だったわけですね。歴史は損得勘定で動くこともありますが、損得を離れた志で動くこともあり、この一票には大きな志が込められていた、そういう印象を受けるものがあります。
貴乃花親方としては、こういった、大きな犠牲を伴う熱い思いにも支えられた理事当選であるということを厳粛に受け止め、それに報いるべく、一層努力する必要があるでしょう。