http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090703-00000554-san-ent
写真週刊誌の「フライデー」が、元グラビアアイドルでストリップデビューした小向美奈子(24)の舞台写真を掲載したことをめぐり、劇場の浅草
ロック座と週刊誌を出版した講談社との間で騒動が起きている。盗撮まがいの取材手法であっても表現の自由は守られるべきなのか、それとも劇場の営業権や小向の肖像権が優先するのか。軍配はどちらに?
この問題については、以前、
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090614#1244957685
と簡単にコメントしたことがありますが、浅草ロック座、小向側としては、撮影を禁ずることで、「そこに行かないと見られない」という効果を狙ったものと推測され、それなりに保護されるべき肖像権、パブリシティ権があるのに対し、フライデー側にも、報道する意味、価値があるとの判断があったはずですから、最終的には、双方の利益を考量して権利侵害の有無を決するしかないでしょうね。
肖像権、パブリシティ権がどこまで保護されるか、その限界といったことを考える上で、興味深いケースと言えると思います。