驚きの静粛性、燃費は過去最高 6代目ゴルフに試乗

http://www.asahi.com/car/news/TKY200904090206.html

試乗したのは上級グレードの「TSIハイライン」。1.4リットルの直噴エンジンはターボとスーパーチャージャーの両方を搭載し、わずか1500回転で最大トルク(240Nm)を発揮する。この低速パワーと7速DSGの組み合わせが、独特のドライブフィーリングを生んでいる。ドライブレンジ(ATモード)に入れると一気に7速まで駆け上がり、めまぐるしくシフトアップ&ダウンを繰り返す。ハンドル裏側の小さなパドルシフト(ハイラインのみ装備)を操作すると、そのストロークの短さとシャープなレスポンスは、スポーツカーを駆っている感覚だ。いずれも変速はスムーズで、ギアが変わっていることを意識させない。
燃費は、基本グレードの「TSIコンフォートライン」がリッター16.8キロで、国内の歴代フォルクスワーゲン車では最高。昨年発表された先代ゴルフの追加グレード「ゴルフTSIトレンドライン」もリッター15.4キロの好燃費が売り物だったが、さらに向上した。トレンドラインを購入したユーザーは複雑な心境かもしれない。ハイラインはリッター16.2キロで、先代「GT TSI」の14キロより向上している。

こうしてみると、非常にバランスが良く仕上がっていて、日本の輸入車中、販売台数が常に上位に来るのもわかる気がします。昨年の最悪時に比べると、ガソリン価格はかなり下がりましたが、いつまた高騰するかもわからず、しかも、この大不況ですから、燃費の良さは、多くの人をひきつけるものがあるでしょう。
私は、車を買う余裕がないので、時々、ヤフー自動車などで情報を見て楽しんでいるのですが、先日、

AMG Cクラス
http://autos.yahoo.co.jp/ncar/catalog/model/AG/S001/

が目に留まり、なかなか良いなと思っていたところ、よく見ると、排気量が6000CC余り、馬力は500馬力弱、燃費はリッター5キロ弱(上記のゴルフの3分の1ほど)で、都内をトロトロと走ってスーパーへ買い物に行ったりするには、あまりにもハイスペック過ぎ燃費も悪く、現実問題としても買うのはちょっとどうかな、と思いました(価格もかなりのものです)。
ただ、こういった高級車は、その性能が必要、というよりも、ステータスシンボルという色彩が強く、私のような発想をする者は、そもそも相手にされていない可能性が高いでしょう。