新ティグアン・ファーストインプレッション

http://tiguan.jp/

先週月曜日に納車され、週末、北関東のさらに奥まで、往復約400キロを走ってきました。この車でこれだけの距離を走ったのは初めてなので、ファーストインプレッションということになります。
燃費ですが、満タンで出発し、東京に戻ってきて再び満タンに給油して計算したところ、リッター11.72キロメートル(小数点第三位以下切り捨て)でした(走ったのは半分強が高速、2割が山道、あとは下道、という感じです)。スペック上の燃費がリッター11.6キロメートルですから、ほぼ同じということになります。ちなみに、前のティグアンのスペック上の燃費は、リッター9.6キロメートルで、実際に走って、リッター10キロメートル程度がせいぜい、という感じでしたから、確かに燃費は、大きくではありませんが良くなっているということがわかりました。
前のティグアンが200馬力、新ティグアンが179馬力で、比較すると約20馬力ダウンしていて、ぐっとアクセルを踏み込んだ時のパワーが、やや落ちているという感じは受けます。もちろん、日本の道路で走ってのことですから、走行には何の支障もありません。それを補って余りあるのが7速DSGで、

http://www.volkswagen.co.jp/experience/innovation/dsg/index.html

確かに、シフトチェンジに切れ目がない、という感覚が味わえます。この点は、通常のオートマチックであった前のティグアンとはかなり異なっていて、乗り心地が大きく向上しています。
あくまでファーストインプレッションですが、前のティグアンが、ハンドリングが軽い感じであったのに対し、新ティグアンではやや重めに設定されているようで、ネット上の試乗記事では、同じVWのトゥアレグに近づいたという評価がありましたが、そうなのかも(トゥアレグには乗ったことがないので)、と思えるものがありました。くねくねした山道を走る際は(行きは標高1000メートルくらいまで一気に上がり、帰りはそれを下ってきました)、新ティグアン程度のハンドリングのほうが走りやすい感じはありました。ただ、この点は運転する人の好みによるでしょう。
ティグアンは四輪駆動で、雪道走行を得意としていて、Youtube等では、雪道上を走り回っている動画がたくさん出ています。今後、雪道を走る機会も多くなるので、新型で性能も向上し心強いものがあります。
安全運転を心がけつつ、今後も、いろいろと試してみたいと考えています。