【Re:社会部】赤れんが棟の息吹

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090116/trd0901162139009-n1.htm

官庁街・霞が関で最も皇居寄り、警視庁の向かいにある「赤れんが棟」をご存じでしょうか?
2人のドイツ人建築家によって明治時代に建てられた法務省(当時は司法省)の旧庁舎です。
震災、戦禍に遭いながらも昭和、平成の改修、復元で創建時の姿を取り戻し、国の重要文化財にも指定されています。

寒々しい霞が関の建物の中で、異彩を放っていると言えるでしょう。私が司法試験を受験していた当時(昭和60年から昭和61年)は、赤煉瓦の建物の中にある、アーチ状になったトンネルのようなところを通り抜け、内側にあった建物(既に取り壊されて今はありませんが)に掲げられた合格者発表を見に行ったもので、今もほとんど変わっていない赤煉瓦の建物を見ると、当時のことを、ふと思いだすことがあります。
死ぬ間際に思い出す光景の中にも、赤煉瓦の建物や司法試験受験当時のことは登場するかもしれません。