ABCホーム脱税 共犯容疑の弁護士逮捕

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009010702000232.html

容疑者はABCホームと架空経費計上先の建設会社の双方の顧問を務め、不正工作に関与。仲介手数料の振り込みには同容疑者名義の口座が使われていた。

この事件は、昨年のクリスマス頃に、海外から帰国した社長が逮捕されていたと記憶していますから、かなり遅れての共犯者逮捕、ということになっているようです。身柄が先行した共犯者の延長後勾留満期まで、あと数日というところのはずですが、それだけ、身柄を必要とする切実な事情があったのかもしれません。年末年始に身柄事件を抱えて越年するというのは、切ないものですが、そういった切なさに耐えるだけの強靭な精神力もないと、捜査機関の一員として立って行くことはできない、というのも事実です。
弁護士が、自分名義の口座を他人に使わせる、ということは、厳しく戒められていることで、安易にそのような行為に及ぶことが命取りになる、1つの具体例ということは言えそうです。