<国際振り込め詐欺>日本企業の被害急増 架空商談で送金

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081018-00000056-mai-soci

手口としては、外国の政府高官を装って入札などへの参加を勧誘し、入札手数料を振り込ませる「政府調達型」▽「革命資金を預かってほしい」などと秘密資金の海外送金話を持ち掛け、手数料の振り込みを求める「マネーロンダリング型」−−などもある。
最近は、現地に呼び出して拉致・監禁に及ぶケースもあり、9月には、日本の仲介者に南アフリカの企業を紹介された東京都内の貿易会社の男性社員が中古レールの買い付けのためヨハネスブルクの空港に到着した直後に誘拐された。

詐欺として、特に目新しい手口ではありませんが、仕掛けが大きい分だけ被害者が信じ込みやすい、という面はあるかもしれません。
昔、ヤフーに勤務していた際、外国のヤフーオークションで数千万円の車を落札して送金したが車が送られてこない、という被害にあった日本人がいたという話を聞いたことがありました。日本のヤフーオークションでの取引ではなかったので、日本の警察当局に、その国のヤフーオークションの担当者を紹介するにとどまったようでしたが、こういった国際的な詐欺というものは、数も少なくなく、かつ、複数の国にまたがるだけに捜査も難しく、まずは被害にあわないよう注意するということが非常に重要でしょう。