「刃物で刺殺、遺体の一部ごみに」江東・侵入容疑者

http://www.asahi.com/national/update/0527/TKY200805260360.html

容疑者は4月18日午後6時〜6時半ごろ帰宅し、19、20の両日はほとんど外出していなかった。同容疑者は19日午後3時ごろには手ぶらで外出し、マンションそばで報道陣に「18日午後11時ごろ警察官が来て、外出しないようにと言われた」などと話していた。警察官が最初に入居者方を訪問したときは玄関先で話をしただけで、各室内を詳しく調べたのは20日ごろからだったという。

結果論ですが、警察が捜査に着手した時点では、被害者が、被疑者方に監禁された状態で生存していて、その後、短時間のうちに殺害され、死体損壊に至った、という可能性も、現時点では否定できないでしょう。従来の報道では、以前から、外部からの建物への不審な侵入者があった、といったことが報じられていた印象がありますが、結果として、捜査が、外部に犯人がいるという一種の思い込みにとらわれすぎていた、という面はあったのかもしれない、という気はします。捜査員としては、後味の悪さ、何とも言えない悔恨を感じているかもしれません。