http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080330-00000034-yom-soci
こうした不安感の高まりを反映し、安全を守るためには、ある程度のお金がかかっても防犯対策をする必要があると思う人は79%に達した。「安全はタダ」という国民意識は過去のものとなっているようだ。
国民の間で防犯意識が高まることは良いことですが、不安が高まる現状は、その原因を含め何とかしなければならない、と思います。
昔の司法試験では、選択科目に「刑事政策」があり、私は、とても十分とはいえないものでしたが試験を目指して勉強し、当時、勉強したことは、その後、犯罪の原因や犯罪対策、犯罪者処遇の問題等を考える上で、かなり役立っています。
今こそ、刑事政策を学ぶ人が増え、この分野について真摯に考え、行動する人々が続々と現れる必要があるのですが、この分野に対する関心は、あまり高くはないのが実態でしょう。
司法試験の科目になる、ならないで勉強する、しないを決めるべきではありませんが、やはり、科目に含まれることで、気合を入れて勉強する人が増えるという効果は期待できますから、是非とも選択科目の中に含め、この分野に対する関心を大きく盛り上げてほしいと思います。>法務省