三浦元社長の逮捕状、殴打・銃撃の「共謀罪」に根拠列挙

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080227-OYT1T00001.htm?from=navr

この逮捕容疑について、三浦元社長の関係者は「だれと共謀したのかも分からないのでは共謀罪を立証できない」としているが、米国の刑事司法に詳しい弁護士は「20項目の外的行為に、殴打事件と銃撃事件を含めたことが興味深い。日本では別々に裁かれた二つの事件が、保険金を目的にした一つの事件だという捜査機関側の強い主張を感じる」と指摘している。

殴打事件と銃撃事件は「別々に裁かれ」てはいますが、日本でも、捜査機関は両事件を実質的に一体の事件と捉え、後者の立証上、前者の存在を極めて重視していましたから、上記のコメントは、やや的外れという印象を受けますね。
マスコミ各社も、予想外の事態に、慌てていろいろな人を探し回ってコメントをもらっているようですが、よく人を見ないと、的外れな記事になってしまう恐れがあると思います。