名建築残った…滋賀・豊郷小めぐる住民訴訟終結

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071228/trl0712280117000-n1.htm

豊郷小学校は、米国人建築家ヴォーリズが設計し、昭和12年に完成、「東洋一の教育の殿堂」と呼ばれた。平成13年に町が校舎の解体を決め、保存を求める住民と対立。住民側の申し立てを受け、大津地裁が14年、解体工事差し止めの仮処分命令を出したが、町は無視して校舎解体に着手した。15年3月にリコールが成立して、当時の大野和三郎町長は失職。出直し町長選で再選されると、旧校舎を保存し、新校舎を建設する方針に転換した。新校舎は16年3月に完成。旧校舎は閉鎖中。

上記の建物は、以前、テレビで紹介されているのを見たことがありますが、何とも言えず雰囲気の良い建物で、解体されてしまうのは惜しいと強く思った記憶があります。階段の手すりだったと思いますが、子供向けに可愛く作ってあったりして、子供への愛情も感じられ、こういう建物の中で勉強できた子供たちは幸福だったな、などと思いながら見た記憶もあります。
こういった歴史的に意義のある建造物を保存する際、最大の問題は、やはり費用面ではないかと思いますが、国が中心となって基金を設け、費用を補助できるようにするなど、制度の整備も急務でしょう。
防衛省の輩や、その係累のおねだり妻などの、飲み、食い、たかりのネタに使われ、有事には、多分、役立たないような防衛装備に巨額の国費を使うより、こういった方面に、我々が拠出した税金を有効に使ってほしいと思います。