口癖「エジソンもペテン師と呼ばれていた」 強制捜査L&Gの会長

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071003/crm0710030915003-n1.htm

昭和40年代後半に「国内初の本格的マルチ商法」とも呼ばれるAPOジャパンの中心人物として活動。「自動車の出力をアップさせる」という触れ込みの装置などを約25万人に販売したが、購入した高校生が自殺するなど社会問題化し、破(は)綻(たん)した。
破綻と前後して会社を立ち上げ、「水道水をミネラルウオーターにする」という鉱物を全国の薬局に売り込んだが、薬局店主から数十億円分の手形をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕され、実刑判決を受けた。
服役後の昭和62年に立ち上げたのが「エル・アンド・ジー」だ。

この事件が、詐欺罪による立件、起訴、有罪ににまで発展するかどうかはわかりませんが、詐欺師が一旦、詐欺の道にはいると、手を変え品を変えの「詐欺人生」まっしぐら、になることが少なくありません。額に汗することなく他人を騙して金を得て遊興に耽る(騙し取った金を着実に貯めている、という例は、不思議なほど見ないですね)、といったことのうま味を一度覚えてしまうと、なかなかやめられないのでしょう。
こんなところで引き合いに出されたエジソンも、とんだ迷惑ですが、世の中にはうまい話はない、それほど本当に儲かるなら他人に話したりせず自分だけでこっそり資金を調達して儲ければ良いのになぜしないのか(要するに本当は儲からないからだ)、という「健全な」発想ができる、騙されない、騙されにくい人間になる努力も必要ではないかと思います。