http://www.asahi.com/national/update/0426/TKY200704260316.html
国交省によると、火災を起こした事故機では、人の乗る「かご」を支えるワイヤ8本のうちの1本(直径2センチ)で、細い鉄線19本をより合わせた束(直径6ミリ)が切れていたという。鉄線の切れ端と機械室内の金属製部品が接触して火花が飛び、潤滑油に引火したらしい。
国交省は「束ごとの破断はあってはならない異常」としている。
国交省はオーチス社が長期にわたり鉄線の破断を見過ごしてきたとみている。
人が次から次へと回転扉ではさまれても放置し、子供が回転扉ではさまれて死亡して、やっと回転扉を撤去するような建物ですから、何が起きても不思議ではないでしょう。今後も、意表を突いた「サプライズ」がありそうです。
「あってはならない異常」がなぜ起きたかが早急に解明されないと、ワイヤが、かごを支えきれないほど破断し、落下するといった、「あってはならない事故」すら起きかねません。
六本木ヒルズへ来る人は、そういった最悪の事故が起きかねない、ということを十分覚悟した上で、当面、エレベータに乗る必要がありそうです。
私は、もういつ死んでも良いので、覚悟してエレベータに乗ることにしますが、他人にはお勧めできません。
「10基でロープの一部損傷=六本木ヒルズのエレベーター−全国で緊急点検へ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070426-00000128-jij-soci