http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120723-OYT1T01310.htm
救出に当たった同消防署員によると、敦生ちゃんは車を載せる台座と奥の壁の間に胸の辺りが挟まれた状態だった。
マンションの管理責任者(65)によると、管理事務所に母親が駆け込んできて、「立体駐車場に子どもが入ったまま、(駐車場の扉が)開かなくなった」と訴え、専用の鍵で扉を開けたという。
痛ましい事故ですが、原因はよくわからないものの、操作の際に何らかの状態で巻き込まれはさまれてしまった、ということにはなるのでしょう。こういった機械式駐車場にもいろいろな形状のものがあり、構造上、子供などが誤って巻き込まれることを完全には排除できない(操作の際に人が目視で十分注意する必要がある)ものもあって、こうした事故が起きることにつながってしまっているのが現状ではないかと思います。
既存のものを改修することを義務付けるのは困難ですが、新たに設置するものについては安全対策を義務付けるとか、既存の施設についても、目立つ注意書き(○メートル以内立入禁止、とか)の表示は義務付けるなど、自己責任だから、と放置したままにするのではなく、制度として、法令の根拠も伴う安全対策の実施が必要ではないかと思います。