大阪地裁、公判前手続き初適用でも公判1年半開けず──法解釈巡り議論長引く

http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/38415.html

同事件は、難病支援などの街頭募金を装って多数の通行人から約2500万円をだまし取ったとして男性被告(36)が2005年8月に詐欺罪で起訴された。同被告に対しては同年8月に職業安定法違反罪で初公判が開かれたが、その後に詐欺罪などで追起訴され、公判は中断した。大阪地裁が同手続きの適用を決めたからだ。

以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050820#1124526551
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050730#1122691576

とコメントしたことがある事件ですが、かなり紛糾しているようですね。
裁判所が適切な訴訟指揮を行い、もっと早期に審理に入るべきであり、1年半も公判が開けないまま、だらだらと公判前整理手続を続けているなどということは、裁判所の失態以外の何者でもないでしょう。