山口組の動向注視=資金源にメス入れる−漆間警察庁長官

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070208-00000112-jij-soci

漆間長官は、暴力団対策として「資金源にメスを入れる捜査をしなければならない」と強調。国会に提出する犯罪収益移転防止法案の成立後、金融機関などから同庁に寄せられる「疑わしい取引」の情報を詳細に分析し、対策に生かすとした。 

資金源を絶つことは、暴力団対策の基本中の基本でしょう。

暴力団準構成員が組員上回る=対策法の規制逃れ、不透明化−警察庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070208-00000045-jij-soci

の通り、暴力団対策法施行後、フロント企業企業舎弟、といった存在が大きくなり、警察にとって資金源が見えにくくなっている傾向が強いという状況があります。
上記のような「疑わしい取引」に関する情報を、資金源捜査に生かしたい、という警察の方針には、うなずけるものがあります。