「テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか」(吉野次郎)

テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか

テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか

先日来、少しずつ読んでいるところですが、「電波利権」対「インターネット」の闘いを描き出している、という感じで、自分が知らなかった業界の内幕話にも興味深いものがあります。
どちらかが完全に勝利する、ということではなく、今後は、それぞれの特性、利点を生かしつつ、次第にインターネットが占める割合が徐々に増えつつ推移するのではないか、というのが、読んでいる途中ではありますが、私の感想ですね。
インターネットがどこまで伸びるかは、何とも言えませんが、全体の7割、8割がインターネット、残りがテレビ、というところまでは行かないでしょう。しかし、そうではあっても、テレビの立場では、一人勝ち状態ではなくなるわけで、インターネットを警戒するのも無理はないでしょう。