「安倍内閣は末期症状」 新年会で小沢代表

http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007010101000190.html

参院選で勝利しない限り民主党の将来は非常に難しい状況になる。逆に野党が過半数を取れば、自民党もこれまでのような状況では済まない。参院選は本当に生きるか死ぬかの戦いだ」と述べた。

安倍首相の人気先行、政治経験の乏しさ、性格の良さと併存する弱さ(あくまで印象ですが)といったことは、私自身、危惧していましたが、相次ぐ辞任騒ぎで、事前の情報収集能力(「身体検査」能力)の欠如も露呈し、正に、馬脚を現しつつある、ということでしょう。こういった事情は国民も敏感に感じ取っているからこそ、支持率が次第に低下しているものと思われます。
昨年、いろいろなミスを重ねた民主党にとっては、千載一遇のチャンス到来になるかもしれず(そうならないかもしれず)、与党である自民党公明党(特に自民党)は、参議院選挙の惨敗といった地獄を見る可能性もあり(もちろん、そうならずに済むかもしれず)、今後の政局からは目が離せない、というのが実感です。そういった中で、共謀罪の問題の命運も決まってくることになります。