「歴史的大敗」に衝撃=幹部ら沈痛な表情−自民党本部

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070200448&g=pol

候補者の名前が並んだ白いボードには、午後10時を過ぎても当選確実を示すバラの花はまばら。職員らは腕組みしたまま、テレビ画面を厳しい表情で見詰めていた。

自民党候補の苦戦が予想されていましたが、私自身、ここまで当選者が激減するとは思っておらず、正直、驚きました。と同時に、選挙というのは怖い、民意というのは移ろいやすいものだということも痛感しました。
敗因はいろいろと分析されていますが、国会運営の強引さを強く国民に感じさせた面があったことや、自民党議員による不祥事が次々と出てきて、特に、豊田議員の暴言は連日テレビ等で思い切り流れていて、無党派層、浮動票が多い東京都では、都民ファーストの会という「受け皿」もあったことから、票がどっとそちらへ流れたのだろうと推測されます。
ただ、自民対都民ファーストという対立構図が今のところない国政の場で、今後、どのように政局が動くかは不透明で、憲法改正への動きも含め、噂される来月の内閣改造後、どのような動きが出てくるか、予断を許さないものがあるように思われます。波乱の幕開けとなった都議選という位置付けでしょうか。