硫黄島からの手紙:映画公開 遺族らの沈黙、代弁

http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/cinema/news/20061209k0000e040069000c.html

「大叔父の『諸子の先頭にあり』とのせりふが印象的でした。だれもが責任をとろうとせず、人の命を粗末にする今の日本社会について、改めて考えさせてくれた」と語った。

映画の中で、栗林兵団長が、何度か「余は常に諸子の先頭にあり」と叫ぶシーンがありますが(言うだけでなく実際に先頭に立って戦っていました)、私にとっても印象的でした。日本海軍では、「指揮官先頭、率先垂範」ということが言われたようですが、こういったことは、どのような組織にも通じることでしょう。自分は後方の安全な場所に身を置いて、自分ではできもしないことをつべこべと言う人間が、あらゆる組織においてあまりにも多すぎるのが現状です。

渡辺謙、満席に感無量「硫黄島からの手紙」初日
http://www.sponichi.co.jp/osaka/ente/200612/10/ente200465.html