共謀罪の今国会成立断念 首相が継続審議指示

http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006053101003707.html

政府、与党は31日、「共謀罪」を新設する組織犯罪処罰法の改正案の今国会成立を断念した。小泉純一郎首相が自民党本部で武部勤幹事長らと会談し、会期延長しないことを確認、「次の国会できちんと仕上げるよう野党と段取りを付けるべきだ」と、同改正案を継続審議とし、秋の臨時国会で成立を期すよう指示した。

6月13日に、この問題について、かなりの規模の反対集会が開かれるそうで、私も呼ばれていて、今の流れでは話をすることになりそうなのですが、もう不要かもしれないですね。
今秋が「天王山」になりそうです。しばらく、改めてじっくりと勉強します。
今日、ネットの古本屋で購入した、奥平康弘先生の「治安維持法小史」(筑摩書房)が届き、とりあえず、ぱらぱらと目を通しましたが、悪法の代表のように言われている治安維持法も、成立当初は、要件が限定された謙抑的な法律、という評価がされていた、といったことが書いてあり、共謀罪に関する法務省のサイトの内容が思い出されました。
安易に同一視しているわけではありませんよ。>法務省
治安維持法については、この本の感想、という形で、いずれコメントしたいと考えています。

共謀罪:新設、政府・与党の国会答弁検証 適用範囲、議論の焦点」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20060529ddm012010073000c.html

私も、記事中に登場していますが、いわゆる「微罪逮捕」を推奨しているわけではありません。