ソーシャルネットワークとフォークソノミーと2ちゃんねるとモバイル

http://plusdblog.itmedia.co.jp/mobilecowboy/2006/03/2_2e47.html

Web2.0の要件としてフォークソノミー(folksonomy)というものがあります。これは平たく言えばシステムの運営側がユーザに対して一元的な管理(分類)を押し付けるのではなく、ユーザ同士がある程度勝手に分類していくことで、自己組織化的に情報を共有していく、というイメージの概念です。

上記の点について、具体的に説明、解説されていて、参考になります。この流れは、今後、ますます進み、各種サービスも、その流れに応じて進化して行く、ということでしょう。
匿名か顕名か、という問題も、二者択一ではなく、匿名が適している場合は匿名、顕名がふさわしい場合は顕名、といった、一種の「使い分け」が進むような気がします。
もちろん、その場合、匿名を悪用した各種のサービス濫用(abuse)は残りますが、それを、いかに封じ込めて行くか、というのが関係者の課題であり、また私自身の課題でもあります。
「安全」を確保するために「自由」を排除するわけには行かず、後者を守りつつ(もちろん、やむをえない制約は伴いますが)、いかに前者を推し進めるか、というのが私の基本的な考え方です。敢えて言えば、テロとの闘いにしても、その他の同種・類似の問題にしても、自由で民主主義的な社会が直面する永遠の課題、とも言えるでしょう。