道路公団の橋梁談合疑惑、元公団理事の刑事責任追及

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050608-00000001-yom-soci

一方、こうした公団発注工事の配分を始めたのは、1990年代前半に三菱重工業に顧問として天下りした元公団副総裁だった。当初は、この元副総裁が中心となって、業者間で工事を配分する時期が続いたが、その後、元公団理事が横河ブリッジ天下りした約1年後の96年ごろから、元公団理事が受注調整役を担うようになった。こうした経緯を元公団理事は検察当局に説明しているという。

1990年代前半というと、ゼネコン汚職が大規模に摘発されて、政治家が談合に関与するのを避けるようになった時期でしょうね。
道路公団」を背景に、談合の仕切り役を務めていたのでしょう。仕切る人がいないと、皆で話しているだけでは結論が出ませんから。
道路公団」という父と、「三菱」という母から、巨悪が誕生した、という図式になるのかもしれません。