橋梁談合、落札率95%…週明けに本格捜査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050519-00000001-yom-soci

一方、K会にもA会にも属さず、業界で「アウトサイダー」と呼ばれる東北地方の業者が加わった04年の2件の入札(近畿地方整備局発注)では、いずれの場合も低価格競争となり、最終的に、A会所属の川田工業が59・8%、K会の瀧上工業が63・2%で、それぞれ落札していた。

 アウトサイダーの業者が参加すると落札率が低下する傾向は、東京都発注の鋼鉄製橋梁工事でも見られる。都が03、04年度に発注し、談合企業が参加した中規模以上の36件の工事の入札で、27件は落札率が95%を超えていたが、アウトサイダーが参加した3件の入札では、落札率は約60〜80%に落ちていた。

裏付けを取った上での上記のような記事だと思いますが、落札率にそれだけの差異が出ていたということになると、談合による各社の利益の大きさ、取引の公正を害していた程度の著しさということが、今後、問題になることは必至でしょう。