仙台高裁も決定取り消し=改正少年法で初判断−検察抗告受理申し立て5件

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041222-00000009-jij-soci

少年の「不処分」取り消し=家裁に審理差し戻し−婦女暴行未遂で東京高裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041221-00000865-jij-soci

という報道もありました。確定していないとはいえ、高裁で、こういった判断が出るということには、相応の根拠があるのではないかという印象を受けます。
高裁で、検察官控訴事件の弁護を何件か担当して感じたことですが、地裁レベルの裁判官の中に、事実認定とか量刑判断の初歩段階でつまずいている人がいるのではないか、と思います。裁判所内での研修などでの工夫も必要でしょう。