「犯罪被害者とPTSD」(精神科医との研修会)

現在、霞ヶ関弁護士会館内で、上記の研修会に参加中です。資料がもらえ、専門の医師と弁護士の話を聞くことができ、参加費は無料なので、非常にお得で有益な研修会です。
出席している医師は、

金 吉晴先生(国立精神・神経センター精神保健研究所・成人精神保険部長)
岡田幸之先生(同研究所・司法精神医学研究部精神鑑定研究室長)

です。
この研修会で

日本トラウマティック・ストレス学会
http://www.jstss.org/

が紹介されていました。
今、説明を聞いていて感じるのは、

1 PTSDの診断基準
2 診断基準の、具体的事例へのあてはめ
3 PTSDと診断された場合の、原因行為(と思われるもの)との因果関係

が必ず問題になると思います。特に、刑事事件の場合、1,2の認定を誤ると、冤罪を産んでしまうことになりかねませんし、3の認定もおろそかにはできず、なかなか難しいものがあります。
しっかり勉強しておきたいと思います。