http://www.asahi.com/national/update/0927/006.html
処分を受けた個々の人が反省すべきであることは言うまでもありませんが、千葉地検は、職員の数に比べて、取り扱っている事件数が多いということが、こういった問題の背景にあるのではないかと思います。私は、退職するまでの５か月間、千葉地検の刑事部にいましたが、１か月の間に、身柄事件（身柄を拘束して捜査している事件）を、５０件くらい起訴したこともありました。土日には決裁してもらえないので、１か月に２０日あるとして、１日あたり、２．５件くらい起訴していたことになります。私の場合、幸い、何とか切り抜けましたが、忙しすぎると、いろいろな過誤が起きるものです。
