謝るなら、いつでもおいで

謝るなら、いつでもおいで

謝るなら、いつでもおいで

2004年に発生した佐世保女子児童殺害事件から約10年を経て、被害者の父親(当時、毎日新聞佐世保支局長)の部下であった著者によるルポルタージュで、通読して、今後、この事件についての、参考になる確かな文献として
読み継がれることになるのではないかという印象を受けました。
発生当時はセンセーショナルな取り上げられ方をしていましたが、確かに、事件自体は残虐であり重大な結果が生じているものの、その切っ掛けは、加害者と被害者との間の、日常よくあるような行き違い、いさかいでしかなく、周囲の関係者が、事件後、なぜ、どうしてと繰り返し思ったのも無理からぬものがあると、読んで感じました。加害者の家庭(特に父親による接し方)に問題があったような語られ方がされてきた面があるようですが、本書で語る加害者の父親の話や著者が受けている印象(もちろんそれが正しいという決めつけもできないわけですが)から見ても、特に大きな問題があったとも言いにくい気がします。どこにでもある、ありふれた日常の中で、突如として起きた本件について、今なお、どう解釈すべきか、どう位置づけるべきか、答えが見えないのもやむを得ないことという印象も強く受けるものがあります。
答えのようなものが見えてこない中で、特に感じたことは、成長期、思春期の子供たちに対し、過度な介入は控えつつも、身近にいる大人は、できるだけリアルなコミュニケーションを欠かさないように努め、ちょっとした変化に敏感になるようにしたい、ということでした。これは、ITが発達して、各自が(大人も子供も)バーチャルな殻の中に入り込みがちな現在、特に意識して励行すべきことではないかという気がします。リアルかバーチャルか、ではなく、リアルもバーチャルもを心がけ、前者(リアル)の重要性を常に見失わないことが、後者(バーチャル)を生かすことにつながるでしょう。

2014年05月03日のツイート

HTC One(M8)の時刻や通知などをドット柄で表示する専用ケース「HTC Dot View」を入手

http://getnews.jp/archives/570605

液晶カバーには多数の穴が開けられており、HTC One(M8)の着信、メール、スケジュール、アラーム、天気、通知がドット柄で表示される、一風変わった表示が特徴のケースとなります。液晶カバーはHTC One(M8)のディスプレイと通電しているようで、ダブルタップすると画面の点灯/消灯でき、さらに、指を上から下にスライドさせると音声コマンド(電話発信)を実行できるなど、画面を閉じたままでも携帯電話として使える機能的なアイテムです。

ケースの素材はポリカーボネイトで硬めです。液晶カバーは若干ラバー質感の素材で覆われています。表面はソフトタッチ仕上げで装着した状態の手触りはいい感じです。さすが純正品というだけあって、HTC One(M8)によくフィットしています。また、カメラレンズや各ボタンのクリアランスもバッチリです。

私のところにも、海外通販で注文していた製品(色はWarm Black)が到着したばかりで、まだ使い方は十分に飲み込めていないのですが、装着したところ、さすが純正品で、本体(色はガンメタグレー)との相性が良く、見た感じの印象は上々です。
カバーを閉じた状態で、ある程度の操作ができれば、ケースで防護された状態でささっと操作することができて便利であり、スマートにもなります。このケースは、質感が高く見た目が良いので、ケースだけでも十分気に入って使えるものになっているのが嬉しいですね。
日本では発売される気配のないHTC One(M8)ですが、こうして魅力的なアクセサリーも出てくると、ますます日本で発売されないのが残念になります。やはり日本は、この分野で一種のガラパゴスなのかもしれません。