日本で“SIMフリー版”iPhone販売を始めた米アップルの狙い

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131206-00023503-playboyz-sci

どうしてアップルは、そんなほとんど売れそうもないiPhoneの扱いを始めたのだろう? 携帯電話ライターの佐野正弘氏はこう指摘する。
「以前から秋葉原などの一部店舗では、海外で仕入れてきたSIMフリー版iPhoneがマニア向けに売られていました。アップルは、正規取扱店でもないところで並行輸入の自社製品が扱われている状況を嫌い、『だったら、自分たちで売る』となったのではないでしょうか。

従来、simフリーiPhoneを入手して使いたい、という人は(私も含め)、定評があるドコモのsimカードを使いたい、ということで購入していたものでした。従来のような、ドコモからiPhoneが発売されていない状態で、アップルがsimフリーiPhoneを国内販売すれば、ドコモのsimカードで使いたいが国内通信キャリアで買った方が何かと便利でお得だからとそちらで入手していた人々を、顧客として奪ってしまうことになります。それは得策ではないと考えて、今までは国内販売していなかったのではないかと思います。
今秋から、ドコモもiPhoneを販売するようになり、上記のような「ドコモのsimカードで使いたい」という需要の大部分はドコモを通じることで満たされることになりました。残るは、国内で異なるsimカードを入れ替えながら使いたいとか(これはマニアックでかなり少ないでしょう)、海外で現地のsimカードを使いたい(この需要はそれなりにあると思いますが慣れていないとその方法は結構面倒なので少数にとどまると思われます)といった需要ですが、トータルでも全体の中ではごくわずかでしかないはずで、アップルとしては、国内通信キャリアと競合することなく、既に海外ではsimフリーiPhoneを販売していますから、日本でも販売することで顧客へよりきめ細かなサービスが提供できる、と判断したのでしょう。
simフリーiPhoneは、通信キャリアによる割引がなくそれ自体としては割高ではありますが、MVNOで格安のsimカードが使えて月々のランニングコストが安く抑えられたり、海外で現地の格安のsimカードを使ってお得に通信ができたりと、使い方によっては大きなメリットがありますから、国内通信キャリアで購入する場合のメリット、デメリットと比較しながら、購入にメリットがあると考えれば購入する、ということになると思います。
なお、海外では、iPhone5以降で使われているナノsimは広くどこでも入手できる状態には、まだありませんから、自分が行こうとしている海外での、ナノsimの入手可能状況は、そういう使い方をしようとするのであれば、チェックしておく必要があると思います。ネットで検索すると体験談がいろいろと出てきますから、それらが参考になります。

2013年12月05日のツイート

島田紳助も愛用した「一休.com」 公式アンドロイドアプリが待望のリリース

http://news.ameba.jp/20131206-386/

この「一休.com」のアプリは、「今晩の宿」や「近くの宿」といった条件でホテルを検索し、予約することができるもの。取り扱うホテルは独自の基準で厳選したものを掲載。しっかりとしたホテルに泊まりたいときには非常に便利だ。

私は、かなり前から一休ドットコムのサービスを利用していて、もう10年くらいは利用しているのではないかと思います。比較的良質な施設がセレクトされていて、検索結果もそういった施設が適度な量で表示されるので利用しやすく、今のところはずれたことがないですね。予算や希望、好みに応じて、検索しながら絞り込めるので、私は気に入っています。わたしのようなしがない弁護士は、高級な施設はなかなか利用できませんが、一休ドットコムではビジネスホテルも検索でき、最近では、札幌、神戸、大阪(梅田)で一休ドットコムのビジネスホテル検索で選んだ施設に宿泊しましたが、コストパフォーマンスが良好で満足できるものでした。
iOSのアプリは既に先行して出ているとのことですが、いつもPCで利用していてアプリは使ったことがなかったので、今後はそちらでも見てみたいと思っています。

フュージョン、30秒10.5円の音声通話発信サービス「楽天でんわ」

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20131205_626413.html

固定電話におけるマイラインのような形となり、発信者の電話番号は、IP電話の050番号などではなく、ユーザーが普段利用している携帯電話番号をそのまま利用する。通話の発信先は、固定電話、携帯電話ともに対応。海外への発信には非対応で、今後対応が検討されている。
通話料は30秒あたり10.5円。月額利用料、初期費用は無料で、最低利用期間も設けられておらず、使わなければ利用料は0円。決済はクレジットカードで、「楽天でんわ」の申込時に登録する。請求はフュージョン・コミュニケーションズから行われる。

ガラケーの時代は、選択したプランの中に無料通話分が含まれていて、それを目安に通話していたものでしたが、スマートフォンでのプランではそういった仕組みになっていなくて、使えば使うだけ料金が増え、しかも、通話料が安くないので、こうした「マイライン」的なサービスには魅力が感じられますね。従来のIP電話サービスでは、新たな番号を取得することになりますが、このサービスは、元々持っている番号が使えるので、複数を使い分けずに済む簡明さもあります。
私の場合、元々、仕事用で使っていた携帯の番号を、徐々に、050plusの番号に切り替えてきていて、今ではメインが050plusの番号ですが、元々の携帯の番号へかけてくる人もいて、そういう人にはその携帯番号からかけたりもするので、サブでの携帯番号は依然として利用しています。携帯の番号のほうが音質は良いので、テレビやラジオの取材ではそちらを利用することにしていて、適宜、使い分けています。既にこういう使い方をしているので、楽天でんわよりさらに低料金で使え海外でも受発信可能な050plusの魅力は捨てがたいものがあります。ただ、携帯の番号のほうで、この楽天でんわを利用してみるかもしれません。

「業務時間外に職場の人と会うのが嫌」 30代女性の4割が「忘年会はいらない」

http://bg-mania.jp/2013/12/06105552.html?p=all

ではズバリ、「忘年会は必要か?」と質問すると「必要」(30.3%)と「不要」(31.8%)とほぼ拮抗する結果に。やはりここでも忘年会肯定派は男性が多く、女性は消極的であることが分かりました。30代の女性で不要と答えたのは44%と、忘年会に参加しないと答えた割合とほぼ同じでした。

忘年会を必要と思う理由として「同僚とコミュニケーションが取れるから」、「上司とコミュニケーションが取れるから」などが挙げられています。一方、不要と思う理由は「気を遣うから」がトップ。次いで「業務時間外に職場の人と会うのが嫌だから」が理由となっており、なんだか寂しい話です。

こういう調査結果を見ると、人の意識、感覚は、時の流れの中で大きく変わってきている、という印象を受けます。
私は、平成元年(1989年)に検察庁に入りましたが、若い頃は、何かというと飲み会がある、という感じで、そういう場でコミュニケーションを図るのが当然、出ないのは人としてどうかという感じで出世はおぼつかない、といったムードがありましたね。私自身は、徐々に、そういう場が好きではなくなり、あまり出なくなりましたが、今のように、しがない弁護士になり、毎日、一人で細々と仕事をしている時間が長くなると、そうした飲み会、忘年会といった機会に飲食しながら人と話せるのも悪くないのでは、という気がします。とは言え、しがない弁護士ですから、この時期、忘年会も皆無ではありますが。
適度に、こうした機会をうまく利用して、人とのコミュニケーションを取る、というのが社会人としてのたしなみ、ということでしょうか。無理することはないと思います。