「業務時間外に職場の人と会うのが嫌」 30代女性の4割が「忘年会はいらない」

http://bg-mania.jp/2013/12/06105552.html?p=all

ではズバリ、「忘年会は必要か?」と質問すると「必要」(30.3%)と「不要」(31.8%)とほぼ拮抗する結果に。やはりここでも忘年会肯定派は男性が多く、女性は消極的であることが分かりました。30代の女性で不要と答えたのは44%と、忘年会に参加しないと答えた割合とほぼ同じでした。

忘年会を必要と思う理由として「同僚とコミュニケーションが取れるから」、「上司とコミュニケーションが取れるから」などが挙げられています。一方、不要と思う理由は「気を遣うから」がトップ。次いで「業務時間外に職場の人と会うのが嫌だから」が理由となっており、なんだか寂しい話です。

こういう調査結果を見ると、人の意識、感覚は、時の流れの中で大きく変わってきている、という印象を受けます。
私は、平成元年(1989年)に検察庁に入りましたが、若い頃は、何かというと飲み会がある、という感じで、そういう場でコミュニケーションを図るのが当然、出ないのは人としてどうかという感じで出世はおぼつかない、といったムードがありましたね。私自身は、徐々に、そういう場が好きではなくなり、あまり出なくなりましたが、今のように、しがない弁護士になり、毎日、一人で細々と仕事をしている時間が長くなると、そうした飲み会、忘年会といった機会に飲食しながら人と話せるのも悪くないのでは、という気がします。とは言え、しがない弁護士ですから、この時期、忘年会も皆無ではありますが。
適度に、こうした機会をうまく利用して、人とのコミュニケーションを取る、というのが社会人としてのたしなみ、ということでしょうか。無理することはないと思います。