サムスン Exynos 5 Octaに新モデル、Mali-T628採用でGPU性能2倍


http://japanese.engadget.com/2013/07/22/exynos-5-octa-mali-t628-gpu-2/

フラッグシップスマートフォン Galaxy S4 (の一部)に採用済みの従来モデル Exynos5410 と同じ4+4オクタコアCPUを備えつつ、GPUを6コアのARM Mali-T628に変更し、3Dグラフィック性能で従来の2倍以上に高速化したプロセッサです。

新Exynos 5 Octa (5420) のCPUクロックは A15が1.8GHz、A7が1.3GHz。省電力設計の最適化により、従来モデルよりCPU性能が20%しています。

新Exynos 5 Octa は SoC上にMIC (Multiple Image Compression)ブロックを備え、メモリからディスプレイパネルへの転送時のシステム消費電力を下げることで、モバイル機器のバッテリー駆動時間を延長できるとされています。

Exynos5410搭載のGalaxyS4は、日本未発売で、グローバルモデルでは3G対応として、韓国ではLTE対応モデルとして販売されています。その改良版、ということで、上記の記事で紹介されているように、性能が向上するとともに省電力化も図られているようです。今後、発売が予想されるGalaxyS4の改良モデルなどに搭載されることになるのでしょう。
LTE非対応であっても、無線LANで利用することが多ければ、外出中に数M程度の速度で利用できれば良いので3Gで構わない、と割り切って、Exynos5410搭載のLTE非対応(3G)GalaxyS4にする、という選択肢もあると思います。
今後も、CPUの調達問題等で、最新、最速のCPUを、LTE対応モデルには搭載しない、ということが行われる可能性はあって、使う状況に応じて、LTEを優先するか、最新、最速のCPUを選択するかを決めるべき、ということになる可能性があります。今後のスマートフォン選び(特にサムスン製品)上の、チェックポイントでしょう。

ヘイトデモ抗議のAさん――長期勾留の末、釈放

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130723-00010001-kinyobi-soci

事前に地検側に伝えていたにもかかわらず、二十数人の警備員が入口をふさぎ、一般の人が通行している地検前の通路への入場も拒否。最終的に職員が要請書は受け取ったものの、やりとりしている最中、公安警察と思われる十数人が無断でビデオなどでメンバーらを撮影して挑発。この行為にメンバーは激しく抗議し、地検前は一時騒然となった。

昔、東京地検公安部に在籍していた当時、ある公安事件(というほどの事件でもなかったのですが)で、支援者の人々が東京地検へやってきて、対応した事務官に、千羽鶴を渡そうとして、どうしましょうかと事務官から聞かれたので、千羽鶴の受け取りを拒否するのもどうかと思われて、受け取るよう言った結果、私がいた部屋の隅に、千羽鶴が積み上げられた状態になったことがあったのを思い出しました。確か、逮捕したものの間もなく釈放して在宅事件になったもので、千羽鶴は、早期の処分決定、不起訴を願ってのものだったと記憶しています。どういう処分になったかは忘れましたが、なぜか、千羽鶴のことは思い出しました。
最近の、こういった抗議、要請活動は、かつてのようなものではなく、比較的冷静で穏当なものが多くなっていますから、無用に高圧的な対応をして無用な混乱を作り出すことは、抗議、要請を受ける側としても避けるべきだと思いますね。