キリスト祭:今年で50回目 「墓」伝説の青森・新郷村で

http://mainichi.jp/select/news/20130603k0000m040021000c.html

伝説ではゴルゴタの丘で処刑されたのは弟のイスキリとされ、村には106歳まで生きたキリストが眠るとされる墓がある。この日は、地元神社の神主が墓前でキリストを慰霊し、参加者が玉串をささげた。

従来、この話は「トンデモ」扱いされ、おもしろおかしく取り上げられてきていて(私もそういう本を複数読んだことがあります)、「笑い」「ネタ」のジャンルに入っていたのが、地元の皆さんの熱意や努力が通じてきたのか(?)、謎とロマンの伝承の世界、といったジャンルに入りつつあるような気がします(最近の朝日新聞でも、まじめに取り上げられている記事を読みました)。
キリストが遠い中東の地からどうやって日本にたどりついたのか、とか、キリストの祭なのに、なぜ神主や玉串なのか、とか、突っ込み始めると突っ込みどころがたくさんあるのですが、それはそれとして、歴史の悠久さやスケールの大きさが感じられるものがあります。私も、機会があれば、是非、キリストのお墓を見学してみたいですね。

2013年06月01日のツイート

バカ呼ばわり、人前で叱責…パワハラ相談、過去最多の5万件超

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130531/biz13053119550026-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130531/biz13053119550026-n2.htm

相談者の多くは従業員だが、中には「退職した労働者から、在職中に机をたたくなどのパワハラを受けた慰謝料として、100万円を求められている」という使用者側からの相談もあった。労働局長の委任を受けた紛争調整委員会が間に入り、60万円の解決金を支払うことで合意したという。

私が大学を卒業して司法修習生になったのは昭和62年、検事に任官したのは平成元年ですが、あの頃は、部下を怒鳴りつけ叱り飛ばす、といったことは、当たり前の「熱血指導」で、机を叩く程度のことはありがちなこと、特に異常さが感じられることもない、といった状態ではなかったかと思います。今、管理職の立場にあるような人々は、そういう環境の中で「鍛えられた」「成長した」といった意識を強く持っていることが多いのではないかと思われ、そういう意識に裏打ちされたパワハラ、といったことも多いのではないでしょうか。それだけに、問題には深刻なものがあると思います。
人格の尊重、ということが、強く求められ、そういったことに無頓着ではやっていけない時代に置かれている、ということを、管理側に立つ人々は強く認識、理解する必要があり、そういう中で実効性のある指揮、指導をするためにはどういう方法、スタイルで臨むべきかということを、経験にとらわれずクールに考え、実行する、ということをしないと、思わぬ落とし穴に落ちてしまうことになりかねないでしょう。