アップル、「iCloud」ストレージサービスを発表--デバイス間で音楽、メールなど共有

http://japan.cnet.com/mobile/35003644/

iCloudは、音楽、電子メール、写真、カレンダーなどのデータを携帯端末とデスクトップコンピュータの間で簡単かつワイヤレスに共有するためのサービスである。
Appleのこの新しいサービスは、クラウドコンピューティングの能力と柔軟性をホームユーザー向けに活用することを目的としている。iCloudでは、企業の間では既に実証済みで広く利用されている手法を用いて、Appleのサーバに保存されたデータを複数の端末およびアプリケーション間でより簡単に移動することができる。

クラウドサービスのトータルソリューション、という感じでしょうか。従来、複数のサービスを組み合わせて、ぎくしゃくしつつも利用していたものが、このiCloudを利用することで、画像も文書も音楽も、一挙にまとめて保存、共有できますよ、ということではないかという印象を受けます。特に、音楽については、従来のitunesの使いやすさがさらに高まるようで、最近、ベータ版が公開されたグーグルミュージックと比べてもかなりの優位に立っていると思います。
こうした、使いやすく役立つサービスが、今後、さらに利用者をアップル製品へと引き込んで行く可能性は高いでしょう。

2011年06月06日のツイート

昭和天皇と弟宮

昭和天皇と弟宮 (角川選書)

昭和天皇と弟宮 (角川選書)

戦前の、昭和天皇秩父宮高松宮との確執は、既に広く知られているところではありますが、この本で読んでみて、改めてその実態や、単なる確執にとどまらない周辺の関係者の思惑との絡み(2・26事件の際の秩父宮と決起した将校など)などがよくわかり、参考になりました。
戦後は、政治との関係でぎくしゃくした関係が生じる可能性自体がなくなっていますが、この本でも指摘されているように、皇統を存続させることの難しさ、特に、男系天皇という制度を維持することによる困難さ、皇室の在り方といったことは、今後も検討せざるを得ないでしょう。いたずらにタブー視せず、国民がそういった問題に関心を持ち慎重に検討するということも必要ではないかという気がしました。