アップル、「iCloud」ストレージサービスを発表--デバイス間で音楽、メールなど共有

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iCloudは、音楽、電子メール、写真、カレンダーなどのデータを携帯端末とデスクトップコンピュータの間で簡単かつワイヤレスに共有するためのサービスである。
Appleのこの新しいサービスは、クラウドコンピューティングの能力と柔軟性をホームユーザー向けに活用することを目的としている。iCloudでは、企業の間では既に実証済みで広く利用されている手法を用いて、Appleのサーバに保存されたデータを複数の端末およびアプリケーション間でより簡単に移動することができる。

クラウドサービスのトータルソリューション、という感じでしょうか。従来、複数のサービスを組み合わせて、ぎくしゃくしつつも利用していたものが、このiCloudを利用することで、画像も文書も音楽も、一挙にまとめて保存、共有できますよ、ということではないかという印象を受けます。特に、音楽については、従来のitunesの使いやすさがさらに高まるようで、最近、ベータ版が公開されたグーグルミュージックと比べてもかなりの優位に立っていると思います。
こうした、使いやすく役立つサービスが、今後、さらに利用者をアップル製品へと引き込んで行く可能性は高いでしょう。