iPad 2販売台数、発売直後の週末で推定100万台近くに

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1103/15/news036.html

アナリストによると、米Appleは次世代タブレットiPad 2」を発売直後の週末に100万台近く販売したという。
ちなみに、2010年4月にリリースされた初代iPadの販売台数は発売から28日間で100万台を突破している。

タブレット市場におけるAppleのシェアは2011年には61%になると予想され、競合各社は顧客を取り込むのに苦戦を強いられることになりそうだ」とモスコウィッツ氏は調査メモに記している。

前評判にもかなり高いものがありましたが、上記の記事にあるような、初代iPad以上の好調な出足を見ると、初代iPadの良さを知る人々が、それ以上に優れたiPad2を、先を争って購入に走っている、ということがよくわかりますね。
細部は、まだ使っていないのでよくわかりませんが、私が強い印象を受けているのは、高性能(デュアルコアなど)でありながら、バッテリーの持続時間を初代iPadと同程度で維持し、しかも、価格を競合するタブレット(例えばmotorola Xoomなど)に比べて廉価に抑えていることで、Appleは、他社よりも1、2歩どころか、4、5歩くらいは先を行っていると言っても過言ではないと思います。
どのタブレットにするか迷う場合は、iPad(初代でもまだまだ使えます)にしておくのが無難、という状態は、当面、続くでしょう。
日本での発売予定(3月25日)が、震災の関係で延期になるようですが、何とか入手して早く使ってみたいと思っています。

2011年03月15日のツイート

枝野長官、公邸で8時間休息 妻子のもとへは…予定なし

http://www.asahi.com/politics/update/0316/TKY201103160285.html

枝野氏は震災後、早朝から深夜まで各省庁間の調整や記者会見に追われ、官邸内の危機管理センターと執務室を往復する毎日だった。
疲れた表情のみられる会見の様子などから、インターネット上では「枝野さん休んで」などの声が相次ぎ、周囲からも「休まないと適切な判断ができなくなる」と助言された。

未曽有の大災害や、原子力発電所の危機的状況の中、官房長官としてフルに活動する姿には、希望の光を見出すような気がします。しかし、記事にもあるように、適当に休息はとらないと、倒れて職務遂行不可能、ということにもなりかねません。
なかなか余人をもっては代えがたいとは思いますが、記者会見について、枝野長官の代わりを務める人物を確保しておくなど、周囲に補助する人員をうまく配置して、いつまで続くかわからず長期化する可能性もある現状を、何とか乗り切ることができるようにすべきでしょう。
非常に忙しく休みが取れない状況が継続するとき、そういった中で、いかに体を休めるか、精神的に健全な状態を保つかが問われるものですが、枝野長官に限らず、大震災対応に忙殺される人々にとって、そういった側面はとても重要なことでしょう。

警官暴言被害者の勾留請求を却下  大阪地裁

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/trl11031519490001-n1.htm

決定理由で遠藤裁判長は、在宅起訴にとどまった高橋被告との対応の違いや、高橋被告の初公判翌日に最初の逮捕があったことにも触れ「本件での勾留は不利益が大きく、相当ではない」と指摘した。

こうなるまでに、

大阪地検(より正確に言うと大阪区検)が、暴言警察官を脅迫罪で略式命令請求
大阪簡裁が、略式不相当と判断し、大阪地裁へ移送
大阪地裁で暴言警察官の第1回公判が行われ、その当日に、被害者が逮捕(窃盗罪)
被害者の起訴後、今度は強要未遂罪で逮捕、勾留

という経過をたどっていて、その上で、この勾留却下決定ですから、異例づくめの特異な経過をたどる事件と言えるでしょう。
被害者側が問われている、窃盗罪、強要未遂罪が、どこまで実態のあるものなのか、証拠を見ていないので何とも言えませんが、大阪地裁は、上記の記事にあるように、暴言警察官の初公判当日に当初の逮捕が行われていることや、あれだけの暴言を吐きまくりながら警察官は在宅捜査、「被害者」側は逮捕、勾留を繰り返しているという偏頗な取り扱いに、よほど腹を据えかねたものと見えます。通常、裁判所が、こういった理由で勾留を認めないことは、まずないだけに、捜査機関の捜査の進め方に、裁判所がかなりの不信感を持っていることは間違いないでしょう。
大阪地検については、貧すれば鈍する、という言葉を思い出しました。健全な知恵が出なくなり、ますます追い込まれつつあるということでしょう。

地下鉄大江戸線は東京都の防災ネットワーク上、重要拠点である

http://journal.mycom.co.jp/series/trivia/090/

この深さを走るために、大江戸線は特に耐震性、耐火性を高くしているという。また、地図を見ると、沿線には避難所として使える大公園が10以上、国立国際医療センター東京女子医大病院東京大学附属病院、国立がんセンター中央病院などの医療機関も多い。臨海部と内陸部を結ぶため、輸送船からの物資の輸送中継にも役立つと思われる。
救護救命活動に当たる自衛隊も市ヶ谷駐屯地が最寄りのほか、練馬、朝霞駐屯地からもアクセスしやすい。実際に2000年には災害演習の一環として、練馬駐屯地の200名の自衛隊員が大江戸線の移動訓練を実施した。また、2006年の演習では朝霞駐屯地を出発した自衛隊員が大江戸線3両を貸しきって訓練を実施したという。

私は、あの深さを走る大江戸線から、災害時にどうやって逃げるのだろう、といった、ネガティブなことしか考えていませんでしたが、むしろ、記事で紹介されているように、防災の要になり、いざというときにはフル稼働することが期待されているというわけですね。
東京が、そういった修羅場にならないことを祈るばかりですが、万が一の際、大江戸線が活用されることになっているということは、頭の片隅に置いておいて損はないでしょう。