バス横転 容疑者「フェイスブック」に就活の悩みを英語で書き込みか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110227-00000559-san-soci

容疑者は犯行当時、スーツとネクタイを着用し、会社説明のパンフレットを持っていたことが分かっている。

現代の日本では、昔のように苦労して大学へ進む、学ぶという人は、いないわけではないものの減っていて、就職が、人生で最初の本格的な試練、壁に直面という人が多いのかもしれません。確かに、どういう就職をするかで、その後の人生は大きな影響を受けますから(転職の可能性はもちろんありますが)、うまく進まないことで大きなストレスを感じたり、自暴自棄になる、ということ自体はわかる気がします。とは言え、バスを横転させるという、常軌を逸した行為にまで及ぶのは、あまりにも飛躍しすぎていて、こういった行動に出る者に対する対策、対応ということについても、すぐには適切な方法が思い浮かびません。
所属大学は謝罪しているとのことですが、就職を成功させることだけでなく、思ったように物事が進まなかった場合にどうするか、挫折をいかに明日の糧にするかといったことについての指導、教育といったことも考えて行く必要はありそうです。とても難しいことではあると思いますが。

2011年02月27日のツイート

KDDI、WiMAX対応スマホを4月発売 “速さ”で巻き返し

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110228/biz11022810370004-n1.htm

ISW11HTは米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載。携帯ゲーム機やノート型パソコンなどの無線LAN(構内情報通信網)対応機器を最大8台まで接続できる。auのスマートフォン向け料金プラン「ISフラット」に月額525円を上乗せすれば利用できる。
このほか、同じくアンドロイドを搭載したタブレット型端末「TBi11M」(米モトローラ製)を4月上旬以降に発売する。高精細なフルハイビジョン画質の動画が再生可能な大きさ10.1インチの液晶画面や、約500万画素のカメラを搭載した。

名前がAUのものになっていて紛らわしいのですが、ISW11HTがHTCEVO4G、TBi11MがモトローラXOOM(ズーム)を日本向けにカスタマイズしたものになりますね。
XOOMのほうは、アンドロイド3.0搭載の、今、注目のタブレットで、アメリカでは2月下旬に発売のはずで、新iPad(4月から6月にかけて発売見込み)にどこまで対抗できるかが話題になっていて、AUとしては、なかなか良い製品を発売できたと言えるでしょう。別の記事によると、3Gには対応しないということですが、日本のCDMAに適合させる手間を省いて早く発売、ということになったのでしょうか。
EVO4Gは、確か、昨年の第2四半期頃に発売されて話題になっていた記憶があります。なかなか良い製品であることは確かですが、その後、技術が日進月歩で進んでいる中で、今、この時期の日本発売には、遅かったという印象は受け、やや残念な気はします。とは言え、テザリングが可能で、wimaxも利用できるのは魅力的です。
いろいろな製品が発売され、楽しみな、待たれる春、ということになってきました。

“偽計業務妨害罪の可能性”

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110228/k10014354571000.html

落合弁護士は、今回の試験問題の投稿について、「今回の不正行為は目に見える妨害があったわけではないが、『厳正で公平な入試』という大学側の目的の達成を妨害しているといえる。さらに、不正の結果、本来の業務ではない『調査』を大学に行わせるなどしていることから、偽計業務妨害に当たる可能性が高い」と指摘しました。また、落合弁護士は、「通信機器などを使って外部とやり取りをしたことが疑われる点や、試験時間中に不特定多数の人が目にすることができるインターネット上に問題とその解答が掲載された点など、通常のカンニングと違って、広がりや影響が大きい。大学の調査だけでは、投稿者の特定やどのくらいの規模で関与があったのかなど、真相の解明は難しく、捜査機関へ協力を求めた今回の大学の対応は理解できる」と話しています。

先ほどの、午後7時のNHKニュースの際に出たコメントより、サイトのニュースの上記のコメントのほうが、より詳しいですね。
映像や文章では出ていませんが、今日の夕方、NHKの取材を受けた際には、こういった手法で不正行為を行うことは、複数で協力し電子機器の取り扱いに手馴れていればそれほど難しいことではないことや、例えば韓国では既に数年前に大きな問題になり逮捕者まで出ているにもかかわらず特段の対策を講じずにきた日本の大学側の対応にもかなりの甘さがあったのではないかということも指摘しました。大学関係者には、ITの疎い人もかなりいるようですが、そういった疎さが、ITを邪悪な目的で使用する者を跳梁跋扈させることにつながっている可能性もあり、早急な対応策の構築が求められていると言えるでしょう。
グーグルの創業者が、「邪悪になるな」ということをモットーにしていることが、なぜか思い出されました。