改ざん「上司に報告」 前田容疑者、村木氏初公判の直後

http://www.asahi.com/national/update/0922/OSK201009210156.html

前田検事の地検側への説明によると、東京地検特捜部に応援に行っていた1月下旬、同僚検事に電話で「(上村被告側へのFD返却直前の昨年7月に)データを変えてしまった可能性がある」と打ち明けたという。この時期は、郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で起訴された厚生労働省の元局長村木厚子氏(54)の初公判の直後だった。
当時の特捜部幹部に対しても、電話で同じ内容を報告したという。

以前、神奈川県警で、警察官が犯した覚せい剤事件について、本部長も含んだ関係者が組織的に隠ぺいして、本部長らが犯人隠避罪に問われたことがありましたが、上記のような報告後の大阪地検内の対応如何によっては、同様の問題が生じる可能性もありそうです。
こういった事情は、既に最高検が具体的に把握している可能性が高く、改ざん当時の状況だけでなく、その後の対応についても、今後、深刻な問題、重大局面へと発展することも視野に入ってきていると言えるでしょう。

2010年09月21日のツイート

ヒルトンさん入国を拒否へ チャーター機で即帰国か コカイン有罪で

http://sankei.jp.msn.com/world/america/100922/amr1009220710001-n1.htm

21日に成田空港に着いた米国のタレント、パリス・ヒルトンさん(29)を、東京入管成田空港支局は22日、入国拒否にする。米ラスベガスの裁判所でコカイン所持罪に問われ、20日(現地時間)に執行猶予付き有罪判決を受けたことが理由とみられる。

出入国管理及び難民認定法の5条1項が定める上陸拒否事由の中で、5号では、

麻薬、大麻、あへん、覚せい剤又は向精神薬の取締りに関する日本国又は日本国以外の国の法令に違反して刑に処せられたことのある者

と定められているので、常識的に考えて上陸は拒否されて当然と思いますが、なぜ、漫然とやってきたのでしょうか?コカインの影響がまだ残っているのかもしれません。
記事では、入国拒否とありますが、法律では、入国と上陸は区別されているので、上陸拒否が正確ではないかと思いますが、入国拒否、というほうがわかりやすいので、そういう表現になるのでしょう。