Bing、「意図的」検索シェアで米ヤフーを抜く--ニールセン調査

http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20420049,00.htm

Nielsenによると、検索ボックスに入力されたクエリの実行回数のみを反映した占有率で、Bingは13.9%となり、Yahooの13.1%をわずかに上回ったという。Googleは依然として独占的な市場リーダーで、検索市場の約65%を占めている。
この1年間で、Yahooはシェアを2.9ポイント落とす一方、Bingは3.2ポイント増やしている。Googleは前年からほとんど変化していない。そしてもちろん、MicrosoftとYahooの検索に関する提携が2010年8月より実施されたため、米国では現在BingがYahooに検索結果を提供している。

世界的には、上記のように、グーグル検索が圧倒的に利用されていますが、日本では、ヤフー検索が依然として優位に立っていて、「ガラパゴス」現象は検索の世界でも現れている状況ですね。日本におけるヤフーは、惰性で使われている傾向が強いと思われますが、スマートフォンの利用が今後もさらに進み、PCとの連携がますます重視されれば、ヤフーはノイズ化して行くことになると予想され、日本でも、ノイズ排除、という流れの中、検索以外のサービスも含め、ヤフーのシェアは次第に低下するでしょう。
一時、騒がれれていたように、将来的には、MSNに統合されて行くという可能性も高いのではないかと思います。

2010年09月15日のツイート

「ジョブズ手裏剣」SPA!記事を否定:Apple社

http://wiredvision.jp/news/201009/2010091520.html

Apple社は14日(米国時間)、Steve Jobs CEOの日本訪問についての噂を否定した。プライベートジェットで来日していた同氏が、持ち帰ろうとしていた手裏剣を空港検問で没収されて激怒し、二度と来日しないと言ったという噂だ。
この噂は最初、日本のタブロイド雑誌『Spa!』に掲載され、その内容をBloombergが紹介した[リンク先は15日に更新された内容]。Bloombergの記事では、[関西]空港の広報に取材し、7月末に[プライベートジェットを利用していた]ある乗客が、手裏剣(ninja stars)の機内持ち込みを禁止されたことは事実だとする談話を得ていた。
しかし、Apple社広報は、Wall Street Journal『All Things Digital』の取材に対してこう述べた。「Steveはたしかにこの夏に日本を訪れ、京都でバケーションを楽しんだが、空港でのエピソードは全くのフィクションだ」「Steveは滞在を非常に楽しんだし、すぐにでもまた日本を訪れたいと願っている」

私は、いかにもスティーブ・ジョブズらしいな、と思い、信じかけていたのですが、真相は藪の中ですね。ただ、夏に京都に来ていた事実はあり、おそらくプライベートジェットは使っていて、関空でプライベートジェットの乗客が上記のような措置を講じられた事実はあるということなので、まったくの虚報、誤報とも断定しにくいものは感じます。
日本のタブロイド雑誌『Spa!』、とされていますが、あれは、世界的に見るとタブロイド雑誌なんですね(笑)。

接見妨害で大阪府に11万円の賠償命令 自白強要は認めず

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100915/trl1009152030007-n1.htm

裁判長は「接見の申し出から約10分間も取り調べを続けたのは許容範囲を超えている」と接見妨害を認定、府に11万円の賠償を命じた。

接見指定がない以上、接見交通権は取調べに優先する、ということになると思いますが、接見申し出から中断まで、若干の時間は許容される、という考え方はあり得ると思われ、約10分間を違法とした判断には異論もあるところでしょう。1分あたり1万円、という計算なのでしょうか(弁護費用が1割の1万円で上乗せ?)。
今後、上訴された場合に、上級審の判断が注目されると思います。
警察実務上は、こういった判断が出ている以上、取調べ中に接見申し出があり接見指定も行われない場合は、直ちに取調べを中止すべきということにはなるでしょう。