日本戦チケット2枚に総額125万円

http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20060610-43889.html

旅行会社がチケットを入手できず、自ら入手しようとしたところ、1度は詐欺にだまされ、それにめげずにチケットを入手して、という、ものすごい執念を持った人の話です。ここまで熱中できるものがあるというのは、素晴らしいことかもしれません。

“ヒルズ族”逮捕「大家として残念」…森ビル副社長が会見

http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20060609hg01.htm

相次ぐ逮捕で、イメージ低下が懸念されるが、石田副社長は「テナントの拡張ニーズが非常に強く、家賃交渉にマイナスの影響はない」とした。現在はほぼ満室状態で、同日発表した森ビルの2006年3月期連結決算によると、六本木ヒルズの賃料収入は前期比8・8%増の421億円に達した。

儲かっているので、多少逮捕者が出ても関係ないよ、ということだと思いますが、一連の事件でイメージ低下は避けられず、東京ミッドタウンなどへの脱出、ヒルズ族返上、という動きは、じわじわ広がると思いますよ。

広島女児殺害論告要旨/検察側

http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2006060901003105&genre=detail

従来の死刑・無期事件の量刑を見ると、この種の事件では、悪質であっても、被害者1名の場合は死刑選択は回避されて無期懲役、あるいは長期の有期刑になっていた傾向があるのではないかと思います。
この事件も、同種の奈良における女児殺害事件も、検察庁は、被害者1名であっても死刑を求刑していますが、裁判所が死刑判決を出し、最終的に確定するようであれば、幼児をわいせつ目的で殺害する、といった事件では、被害者1名であっても死刑が十分あり得る、という基準が確立することになるかもしれません。
その意味でも、判決が非常に注目されると思います。

米連邦最高裁、人種に配慮した入試の合憲性審理へ

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060611AT2M0600J10062006.html

今年1月、中道派のオコーナー判事に代わって保守派のアリート判事が就任したため、判断を覆すのではないかと、全米の注目を集めている。

アファーマティブ・アクションというのは、差別された少数派に対する差別状態を是正するため、少数派であるという理由で一定の優遇措置を講じる、という制度ですから、それ自体、差別そのものではないか、という批判を避けられません。
アメリ最高裁の判断を、私も注目したいと思っています。

「私的ブランド論」(秦郷次郎)

私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って (日経ビジネス人文庫)

私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って (日経ビジネス人文庫)

あまりにも著名なルイ・ヴィトンジャパンの創業社長による、ルイ・ヴィトンを中心に語られたブランド論です。
巻頭に掲げられた「ブランドビジネスには、あらゆるビジネスのエッセンスがつまっている。」という言葉に現されるように、この種ビジネスの奥深さやおもしろさ(同時に大変さ)がよくわかって、なかなか興味深く読みました。

鎌倉での納骨

3月に亡くなった親戚の納骨が、鎌倉の霊園で行われることになり、今日の午後、雨の中、参列してきました。京都にある本能寺(今日の夜のNHK「功名が辻」は、奇しくも、本能寺の変、です)系のお寺のお坊さんがお経をあげてくれて、無事、納骨が終わりました。
親族代表が、挨拶の中で、鎌倉の地で生まれ育った故人が、亡くなるまで鎌倉を懐かしがり戻りたがっていたことを紹介し、この鎌倉の地で眠れることを故人も喜んでいることでしょう、と述べていたのが非常に印象的でした。
納骨の際、近くにあるお墓を見ていると、5名のうち3名について、「昭和20年8月6日 廣島市内ニテ逝去」と刻まれたものがあり、原爆でお亡くなりになったものと思い、心の中で手を合わせ、ご冥福をお祈りしました。