ドラマ「神はサイコロを振らない」

http://www.ntv.co.jp/saikoro/

遭難したと思われていた飛行機や乗客が、ブラックホールか何かに落ち込んで(?)いて、10年後に、10年前のままで戻ってくる、というお話のようですが、なかなかおもしろそうだな、と思いました。
10年前の私が、タイムスリップして10年後の今にやってきたとすると、まだ31歳で、東京地検公安部に在籍していて、非常に張り切って仕事をしている、という状態ですね。
検察庁という組織に対する幻滅感も、まだそれほどでもなく、また、一般刑事事件だけでなく特捜事件や公安事件もバリバリやりたい、という意欲もかなり持っている状態で10年後に出現していますから、これだけ事件が増えて人手不足の時代に、検察庁でもそれなりの戦力にはなれたでしょう。
ただ、10年前に戻りたい、もう一度やり直したい、とは、正直言って思わないですね。

外務省貯蔵の賓客用ワイン8千本 なぜか9割は仏産

http://www.asahi.com/national/update/0114/TKY200601140208.html

「赤白問わず一定の数量、水準を確保し、長期的な保存にも適して安定した在庫の確保に効率的という要請を満たすうえで、おのずと仏ワインが多くなっている。名前の通ったものを出すことで歓迎を示す意味がある」。これが外務省の説明だ。

私の場合、ワインの名前は全然わかりませんから、名前が通っていなくても、飲んでおいしいワインならうれしく、また、そういうワインを出してもらえれば、相手の誠意も感じますが、そういう人は、外務省の眼中にはないのでしょう。
国民の血税を浪費して美酒美食に囲まれ、一般国民を小馬鹿にしながら国益を忘れて私利私欲を図り、おもしろおかしく自分勝手に人生を謳歌している、という、外務省に一旦染みついてしまった悪いイメージを払拭するのは、相当困難でしょうね。

売春“女性”「私、男だったのよ」名古屋・千種署、性別特定できず立件見送り

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060114/mng_____sya_____005.shtml

いろいろと検討が行われたようですが、この種の人に対する取り扱いの難しさが浮き彫りにされたと言えるでしょう。

男性用の留置場ではトラブルが起きる可能性があるため特例として女性用の留置場に収容。

女性用の留置場に収容しても、トラブルが起きそうですけどね。今後、このような事態は増えることはあっても減ることはないと思われるので、男とも女とも言いにくい人を収容する留置場を、各都道府県に1つくらいは作っておく必要があるかもしれません。
代用監獄存続を早々と決めた「有識者」の方々に、得意の「有識」を発揮して、この問題も検討してもらうと良いでしょう。

「密室の恋」? 日弁連、裁判員制へ難解用語見直し

http://www.asahi.com/national/update/0114/TKY200601140270.html

市民生活ではまず耳にせず、「聞いたことがある」も3割にとどまったのが「合理的疑い」だ。
この場合の「疑い」の意味は「検察側の主張通り犯人と認定することへの疑問」だ。「合理的な疑いが残る場合は、被告を有罪にすることはできない」などと使う。
だが「聞いたことがある」と答えた市民でさえ、その意味を「誰がどう考えても、その人に容疑があると考えられること」「疑われても仕方がない状態」などと、正反対にとらえているケースが続発した。

「合理的な疑い」については、以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050227#1109433675

で言及したことがありますが、司法試験に合格し、教育・訓練を受けた実務家でも悩むところですから、裁判員に理解してもらうのは極めて困難でしょう。
私自身は、裁判員制度が導入される前提となった理念(国民の司法参加など)は高く評価しますが、もっと段階を踏んで国民の司法参加を高めるなど、国民に無用な負担をかけ混乱を生じさせない方法は他になかったものかと思っています。

耐震偽装に専従検事 全容解明へ異例の発令

http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2006011401004146_National.html

警察が捜査している特定の事件で、専従検事を発令するのは異例。「全容解明に向けた検察の強い姿勢の表れ」(検察幹部)という。


検事が1名、刑事局から東京地検へ行った程度で、捜査態勢が強化されるほど、捜査というものは単純、簡単なものではないと思いますが、法務・検察が「一枚岩」の状態で臨みたい、ということなのではないかと思います。
警察が、法務省に対しては「地検がこう言っている」と言い、東京地検に対しては「本省の意向はこうだ」などと、別のことを言って、結局、法務・検察が警察の掌の上で踊らされる事態を避けたいという「裏の意図」があるというのは、ちょっとうがちすぎた見方かもしれません。

ITのマナー、子どもから徹底――政府、指導資料に目標

http://it.nikkei.co.jp/security/news/index.aspx?i=2006011406854ca

大人になって「匿名の卑怯者」などにならないためには、子供の時からの適切な教育も必要でしょう。
先日、出張で盛岡へ行った際、盛岡市先人記念館で、見学記念に、新渡戸稲造の「武士道」を購入しましたが、こういった本を読ませる、というのも一計かもしれません。

追記:

コメント欄でご指摘がありましたが、私の場合、「匿名」イコール「卑怯者」とは考えておらず、「匿名の卑怯者」という表現をする場合、「匿名の中の、ごく一部の卑怯者」という理解に基づいています。
説明不足でしたので、その点、補足しておきます。

宮古に早くも夏虫 イワサキクサゼミ初鳴き

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060115-00000014-ryu-oki

宮古島地方では今月11日ごろから最高気温が平年値を上回る日が続いており、14日は午後1時ごろに21・6度を観測。宮古島市平良の集落内の雑木林では、羽化して間もないとみられるイワサキクサゼミが、葉の上で暖かな日差しを浴びながら鮮やかな緑色の小さな体を震わせて「ジー」と鳴いていた。

北では大雪で死者が続出している一方で、南ではこういった状況の地域もあり、日本の気候の多様性を感じるとともに、暖かくてうらやましいな、と思います。

公衆無線LAN

以前から、外出中は、ウィルコム(旧DDIポケット)のAIR-EDGEを利用してきましたが、新居では軽く60Mから70M程度の速度でインターネットが利用でき、PHSではあまりにも遅く感じられるようになってきました。
携帯電話(3G)も、今となっては魅力を感じるようなものではなく、また、料金面も不安です。ソフトバンクなど新勢力がサービスを提供するまで、まだ、少し時間がかかりそうです。
先日、

風雲児たちが巻き起こす携帯電話崩壊の序曲―知られざる通信戦争の真実 知られざる通信戦争の真実
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822210723/503-4955298-3738350

を読んでいると、ライブドアが提供を始めた無線LANサービスが紹介されていて、サイトで見たところ、新居周辺でも使えそうで、月額500円(プラス消費税)と安いので、試しに申し込んでみました。
当面、いろいろと試してみたいと思っています。