SNS詐欺広告、メタが自民党に説明 「一時停止を」求める声も

SNS詐欺広告、メタが自民党に説明 「一時停止を」求める声も:朝日新聞デジタル

即効性ある対策を打ち出せていないことに、党側からは広告の一時停止を求める声もあがった。

私もFacebookで広告を出したことがありますが、出す時点ではあっさりとした審査しかせず、問題がある広告は、出た後に落としてドロップしていくという方法だろうと思います。

そういう手法で世界中で広告を出しているので、アジアの特定の国からお願いベースで言われても対応できません、ということなのでしょう。

巨大IT企業と言っても、各国のドメスティックな、強制力のある法規制には服せざるを得ないので、例えば時限立法で、著名人になりすました虚偽広告を防止するための法律でも作り、総務省令で指定した著名人(せいぜい200とか300名くらいでしょう)については、その人の氏名、肖像を利用した広告には本人や権利管理者の承諾を得たことの事前確認を求め、そのような確認を怠っている場合は再発防止命令を出し、従わない場合や実効性が伴っていない場合は相応の課徴金(日本における売上の3割とか)を課す、といった方法もあると思います。

自民党公明党は衆参で絶対安定多数を持っているわけですから、悪いことばかりではなく、たまにはそういう良いこともすべきでしょう。

 

「テロルの昭和史」

 

本書では、昭和初期の、濱口雄幸首相暗殺事件から226事件までのテロ事件を取り上げていて、私自身、今までいろいろと読んできた各事件ではありましたが、叙述が平易でありわかりやすく、改めて日本の戦前期、特に昭和初期におけるテロということを考える上で参考になる内容でした。

昭和初期のテロの背景には、昭和恐慌後の国民生活の苦境があり、社会の矛盾や歪みといったことがあったと思います。それが、暴力をもってしても社会を急激に変革しようとする昭和維新運動を活発化させテロを生み、テロに対する国民の支持も生んだと言えるでしょう。第一次世界大戦後のドイツにおける国民生活の苦境がナチスヒトラーを生んだことに通じるものがあります。

そういった意味で、テロを続発させるような社会にならないためにはどうすべきかを、今後も我々は考えていかなければならないでしょう。

「関ヶ原(下)」

 

上、中に続いて下巻を読み、久しぶりに通読することができました。私の関ヶ原観は、この本で形成されていると言っても過言ではなく、改めてしみじみ、傑作であると感じるものがありました。

以下、ネタバレになってしまいますが、最後に、黒田官兵衛石田三成を評して、あの男は成功した、と述べているのが、非常に優れた総括になっていると言えるでしょう。豊臣秀吉亡き後、石田三成のような寵臣ですら徳川家康に媚を売ったとなれば世の姿は崩れ人はけじめを失い、そこまで裏切られた秀吉の惨めさは計り知れない、と。義とは何か、利や欲との緊張関係、そこを巡る人間模様といったことを、関ヶ原という舞台が赤裸々に物語っていることを感じます。

今は通読後の余韻に浸っています。

おトクに賢くスマホを2台持ちするなら、オススメ機種はズバリこれだ!

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1578958.html

2台のスマートフォンを持つのであれば、ここは1つ「違うOSのスマートフォンを持つ」のもオススメだ。

Androidスマートフォンを1台目に持っているのであればiOSiPhoneを持つといったように、違うOSのスマートフォンを2台目に持つことで「どちらかのOS専用として提供されているサービスやアプリ」を使うことができる。自分のスマートフォンには対応していないからと諦めていたものが利用できるのはかなり便利だ。

日本ではiPhoneを持っている人が半分くらいいますから、2台持ちするのであれば、2台目はAndroidにしておくと、記事にもあるように、それぞれのOSの特性をうまく享受しやすくて便利でしょう。

私の場合、iPhone以外にAndroid2台を持ち歩いていますが(Pixel FoldとGalaxyZflip5)を持ち歩いていますが、Androidの中でもGalaxyはよく使っていて、折りたたみ式なので胸ポケットにも入れやすくて便利です。電子決済や乗り物の乗降はGalaxyで完結できるようにしていて、Galaxyがあれば買い物もできますから、ちょっと外出する際はこれだけ持って出ることもあります。

折りたたみ式スマートフォンは、Androidでいろいろと出てきていますから、サブで持ってみるのもおもしろいものです。

新年度、リスキリングどう始める? キャリアは「自分ごと」と考えて

新年度、リスキリングどう始める? キャリアは「自分ごと」と考えて(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

◆「自分は文系だから理系のことはできない」といったバイアスを外しましょう。働く経験が長くなるほど、できることが限られてきますが、異業種のリスキリングもありです。キャリア開発の知見として注目される「プロティアン型」は変幻自在を意味しますが、しなやかに自分のこれからのキャリアを見つめて主体的に挑戦しましょう。

また、今までやってきたことを見直すだけでも十分です。1時間の定例会議を30分で済ます、通勤電車の一つ手前の駅で降りて、街やオフィスの様子を見ながら歩くことから始めてみましょう。

私の場合、11年余り在籍した検察庁を辞めて弁護士になり、その時点では刑事事件はできても民事事件、家事事件はやっていなくてよくわからないので、いろいろと本を読んだり人に聞いたりして仕事を覚えていた時期があり、それが振り返るとリスキリングだったような気がします。

元検事だから刑事事件専門、という人もいて、それはそれでやり方だと思いますが、刑事事件というのは依頼としてはなかなかコンスタントにはないもので、やはり、民事、家事といったことも、普通の弁護士が普通にやる程度のことはできるようにして、継続的に仕事できる体制を作ったほうが良いと、弁護士になった当初から考えていたのですが、その判断は間違っていなかったと感じています。

誰にとってもリスキリングは必要であり重要な時代なのだと思います。

22軒を一斉開業 欧州最大ホテルチェーンが日本を“狙い撃ち”した理由

22軒を一斉開業 欧州最大ホテルチェーンが日本を“狙い撃ち”した理由(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース

アコーは75万3000室と6位につけ、欧州では最大のホテルチェーンだ。傘下ブランドにメルキュールの他、ラッフルズ、ソフィテル、ノボテルなどを持っている。  

日本では05年の段階で、322室を展開するにとどまっていた。翌06年に観光立国推進基本法が成立して以降、15年に938室、20年に3581室、23年7月には4498室まで急速に拡大させている。

前にフランへ行った際に、メルキュールホテルがあちらこちらにあって、よく見かけた印象がありますが、日本ではあまり見ない印象がありました。

私も、時々、出張したり旅行することがありますが、日本全国のあちらこちらにチェーン展開しているホテルのほうが、そのホテルのアプリで探しやすく、利用すればポイントもついてお得感があります。五月雨式に出店するのではなく、22軒を一気に開業というのは、そういった意味で望ましい方法でしょう。

今後、利用する選択肢の中にメルキュールも入れておきたいと思いました。

なぜ北海道「人口5000人の町」に23億円の企業版ふるさと納税が集まったのか

なぜ北海道「人口5000人の町」に23億円の企業版ふるさと納税が集まったのか(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース

 大樹町にはインターステラをはじめ、宇宙関連の民間企業が6社拠点を置いています。この中で本社を大樹町に置いているのがインターステラとSPACE COTAN(スペースコタン)の2社ですが、インターステラは町外から移住する方が多いため、企業として社宅を保有しています。この2社以外はサテライトオフィスの設置にとどまり、従業員を常駐させているわけではありません。必要に応じて町内のビジネスホテルを利用している状況です。

――誘致を続けた結果、税収面などの影響はいかがでしょうか。

 まず源泉徴収税が上がりましたし、住民税、固定資産税、そして法人税が上がりました。税収は合計数千万単位で上がっています。大樹町は人口5350人しかいない町ですから、この税収額の上昇は非常に大きいものになっています。  税収だけでなく、サテライトオフィスを構えている企業などのホテル利用も増え、宿泊や食事が増えました。若い人が町に入ってきたことで、小売店や飲食店も新たに入ってきたことも大きいですね。

先日、北海道へ行って、この大樹町にも立ち寄ったのですが、なかなか良い環境であると感じましたし、そういう場所で、宇宙産業を通じて町おこしをしていることに、好感を覚えるものがありました。

帯広空港が程近く、東京などとの行き来もしやすそうだと思いましたし、こういうところで伸び伸びと暮らし、働くというのも良さそうだと感じました。

町おこしと言っても、やはり、そこに人が集まる具体的なメリットをうまく作っていかないと絵に描いた餅に終わるでしょうし、一旦、良い方向での回転を作れば、回転が継続し好転へとつながるでしょう。そういう流れをいかにして作るかを考える上で、大樹町は1つのモデルケースになり得ると思います。