母親が2女児の放置認める、高松 「1人で酒飲みに行った」

母親が2女児の放置認める、高松 「1人で酒飲みに行った」(共同通信) - Yahoo!ニュース

2日夜から放置し、3軒の店をはしごして飲酒したと説明している。4日に逮捕された後は黙秘していた。

 諸外国では、こういった子供の放置行為自体を取り締まる立法例もあるようですが(日本では刑法上の保護責任者遺棄、という切り口しかない)、そういう立法を行って刑事罰を科すことも、この種の行為が後を絶たない中、検討すべきでしょう。

放置行為自体を刑事上、違法とすれば、遺棄に達しないレベルでも現行犯逮捕が可能になりますし、そういった行為は民法上も不法行為として明確に違法視できますから、例えば、車内に放置されている子供を救出するために窓ガラス等を破壊するような行為も、正当防衛、緊急避難として明確に免責されることになって、救出しやすくなると思います。

そういう光景を目にしたら、他人事としてそのままにせず、すぐに110番通報するようにしたいものです。

克行被告が非難「なんで検察官を向くんだ」 河井夫妻公判、案里被告秘書の証言中

克行被告が非難「なんで検察官を向くんだ」 河井夫妻公判、案里被告秘書の証言中(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

問われると、答えに詰まり、数秒間沈黙した際、発言が認められていない克行被告が被告人席から急に「なんで検察官の方を向くんだ」と発言した。

 証人は自らの記憶にのみ従って証言すべきですから、それに反する動きがあれば、弁護人や被告人が裁判官にその旨申し立て、裁判官が証人に、訴訟指揮権に基づき確認、注意すべきで、被告人が証人に直接文句を言うのは相当ではありません。

被告人の、この裁判に対する臨み方、弁護人との関係が垣間見得るようで、興味深いものがあります。

こういった法廷発言は、勾留中の被告人であれば、裁判官が保釈の際の「罪証隠滅の恐れ」を判断する上で、事情の一つとして考慮されることにはなるでしょう。

 

アマゾンで「星一つ」やらせ投稿 依頼者に異例の刑事罰

アマゾンで「星一つ」やらせ投稿 依頼者に異例の刑事罰(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

略式命令などによると、男性役員(25)は福岡市内で健康食品・器具の通販会社を経営。仕事仲介サイトで商品レビューの仕事を募集した際に応募した福岡県内の40代女性に対し、2018年1月、500円を支払い、福岡市の別の健康食品販売会社がアマゾンで扱うサプリメントに低評価のレビューをつけさせ、信用を傷つけた。

 こういった手法は昔からあり、インターネットオークションで虚偽の悪い評価をつける、といったことは横行してきていますが、なかなか刑事事件としては立件されにくい面があります。被害者側が泣き寝入りしがちだったり、捜査当局が立件に消極的など、様々な原因があるでしょう。そういう中で、立件、処罰に至ったというのは、かなり珍しいケースという印象を受けます。

プロバイダ側にも、こういった、利用者に迷惑な虚偽投稿を排除する仕組みを構築する努力が必要でしょうし、事件として立件すべきは立件するという捜査当局の姿勢も必要という気がします。

 

コロナ前より「健康」半数が実感 外出自粛中に生活習慣を改善

コロナ前より「健康」半数が実感 外出自粛中に生活習慣を改善(共同通信) - Yahoo!ニュース

コロナ禍での健康の度合いを尋ねると、感染拡大前より「健康になった」「やや健康になった」との回答は計48.1%に上った。一方で「不健康になった」「やや不健康になった」は計2.8%にとどまった。

この記事を読み、自分はどうかと考えてみたのですが、特に変わりはないものの、外に出る機会が減ったりして動く度合いが減った分、疲れずに済むようになっているような気はしました。

現代の我々は、とかく飲みすぎたり食べすぎたりしがちであり、そういう機会が得にくくなることで、健康にはプラスになる面はありそうです。

コロナ禍で、従来は考えなかったような事態が起きていますが、こういった点も、そういう中に含まれるのかもしれません。

「大江戸の飯と酒と女(朝日選書)」

 

大江戸の飯と酒と女 (朝日新書)

大江戸の飯と酒と女 (朝日新書)

 

 これを通読して知ったのは、江戸という大消費地を巡り、様々な食料品、サービスが大規模に提供される態勢が江戸期を通じて充実して行き、吉原や宿場町には遊興に興じることができる「女」も多数存在し、と、現在の日本とさして変わらない、人々の需要、欲求を満たせる社会が形成されていたということでした。

そういった江戸期があってこそ、明治維新を経た、その後の日本の繁栄、発展へとつながっていったということでしょう。

江戸期の日本社会を見る上で、参考になる情報が得られたと思いました。

 

「なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議(文春新書)」

 

 昭和50年代の初めに、旧陸軍の親睦団体偕行社で行われた座談会を再録し、半藤氏の解説を付したもので、昨年に出たのをちょっと読んだままになっていたのを、一気に通読しました。

戦史を知っている人にとって、日本を戦争に引きずり込んだ陸軍、それに抵抗して敵わなかった海軍という、陸軍悪玉論、海軍善玉論というものがあります。最近は、そういう単純なものではなく、海軍内にも日米開戦を積極的に志向していた勢力があったことが知られてきていますが(第一委員会など)、この座談会では、陸軍側から見たそういった動きが赤裸々に語られていて、ややわかりにくいところもありますが、なかなか興味深く参考になるものがあると感じました。

南進論、北進論が戦われる中、米国の出方を見誤り、南部仏印進駐により石油の全面禁輸を招いて、開戦へと舵を切らざるを得なかった国策の誤りを、改めて強く感じるものがありました。

最近、

 も徐々に読んでいるところなので、ますます読書に気合が入りそうです。

キンコーズ、全店舗で24時間営業を廃止

キンコーズ、全店舗で24時間営業を廃止(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

発表によると、キンコーズは1992年から24時間営業を開始。赤坂見附店(東京都港区)など18店舗で24時間営業をしていた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月から営業時間短縮を実施しており、現在は24時間営業の店舗はない。

コンビニエンスストアでも、24時間営業を維持するかどうかが問題になっていますが、従来、24時間営業されてきた業態でも、人手不足も深刻になる中で、それを維持するかどうかの曲がり角に来ているように思います。

キンコーズといえば深夜も早朝もやっている、というイメージですが、働き方も変わってきていて、朝から使う資料を前夜から当日にかけての深夜、早朝にコピーする、といった使い方は廃れるでしょう。 わずかな利用者のために24時間影響することによるコスト高も馬鹿にならないとも思います。24時間営業による従業員への負担も多大です。

新たな時代の新たな働き方、店の開け方ということを、今後ますます考えなければならないということでしょう。