「駆け抜けてきた 我が人生と14台のクルマたち」

 

私は車好きな素人ですが、「間違いだらけのクルマ選び」の著者としてあまりにも著名な著者の著作は、車に関するというだけでなく、物の考え方、生き方といった点でも興味深く参考になるものが多いという印象を強く持っています。

久しぶりに著作を読みたくなり、これを通読してみたのですが、車というものに対する見方や感じ方に深みがあり、素人には及びもつかない様々な視点で車を見ているだけでなく、人生の中で車というものを位置付けていて、とてもおもしろく読みました。

こういう著者が、もうこの世にないことがとても残念です。